無理はしないで、と書いてから、書き直しました。
ヤットは、無理することを恐れない子だから。
だから、しないで、ではなくやめて、というのが
私の正直な気持ち。
ガンバのサポは、今年のチームがどういう状態で、
我々が現実的に目指せる目標についても、
ちゃんと理解していると私は思います。
もちろん、Wタイトルを獲る事に対し、
早々に白旗を掲げるつもりは毛頭ないけれども、
それは来年以降にスライドできる目標であって、
どうしても今年やらなくちゃいけないことってのは
今は他にあると思うから。
この苦しいチーム状況の中、
確固とした責任感と自負を持ち戦う覚悟を決めた
若手の更なる、そして確実なる育成。
南アフリカを目指す選手の為の、最善の準備。
どちらも長年の夢であり、些細なことで
躓かせてはいけない大切な問題のはず。
再三申し上げているけれども。
ヤットがいなくても良い、とは思わない。
でも、ヤットがいなくちゃどうにもならない、
そんなやわなチームだと思ったことはない。
彼がいなくても出来る。
ガンバはそういうチームだと思ってます。
いた方が良いのと、いなくちゃダメなのは、
全然違うからね。
ヤットに頼らないこと。
これもまた必要なことのはず。
ヤットに限らず、誰かに頼らないというのはね、
必要ですよね。
個々の選手にとっては、自分がいなくちゃ、
という状況になる方が良いのはわかる。
そんなん、サラリーマンだって同じですもんね。
だからこそ、会社の中で、
「いやぁ、俺が行かないと動かないから」とか
そんなことを仰っている御仁を見かける。
そういう状況を作ることで自分の立場を守ろうとする。
でも、会社から見れば、その人がいないと動かない、
そんな状況を意図的に作り出すような人は困ります。
まぁ、才能が勝負のサッカー選手とはちょっと違うけれども^^;
あ、ちょっと話が逸れちゃった。すみません。
ちょっと色々フラストレーション溜まってるもので。
とにかく、チームとしてはやっぱりね、
誰が出ても同じようなパフォーマンスを発揮できる、
そういうチームにならないとダメですからね。
ヤットの必要性とは別に、
ヤットがいなくても大丈夫じゃなくちゃ、いけない。
そういうチームになるための、今は準備をしているから。
だから、ヤットにも無理をしないで必要なだけきっちりと、
休みを取って欲しいんです。
ガンバのためだけの、存在ではないから。
今度こそ、ワールドカップで活躍して欲しいから。
だから、彼にとって、一番良いように。
それだけを、願ってやみません。