Brave Heart

負けてなるものか。
その一心でした。

天皇杯、対レイソル戦。
3連覇にかける自分のハンパない思いに
不意に気付かされました。

何が何でもこのタイトルを取るんだ、と。

その一方で、この試合には別の思い入れも
（当然ながら）あったわけで。


Jリーグ前節広島戦。
3試合ぶりにスタメン復帰した我らが（我が）山口智。
見事なクリーンシートでの完封勝利に、いよいよ我が意を得たり
とは思ったものの、メンバーを決めるは我にあらず

どきどきしながら、レイソル戦の1時間前、
携帯でメンバーチェックしました。

不覚にも、うるっときてしまった

嬉しかったのか何だったのか、
ちょっとわからないのですけれども、
とにかく、ぐぅっと込み上げる思いがあって。

今年は、彼には色んな思いをさせてもらってます


そんなわけで、レイソル戦は広島戦に引き続いての
完封勝利　が目標だったのですが。

先取点をあげたのは、レイソル

ニュース映像で見たら、ふわっと、こう、
エアポケットに落ちたみたいな失点

あー、こういうのありだよねー、と思わず苦笑

逆に、らしいとも


失点はどうでも、とにかく今のガンバは得点が遠い。
勝てるとは思っていたのだけれども
（レイソルを嘗めていたとかではなく、我々は
勝たねばならないから、ですよ）
なかなか点が入らなくてイライラ

せっかく1点で押さえてるんだから、
早く点を取れ

などとPCの速報ページを睨みながら
（どうでも良いけど昨日も良く止まってたなー）

待ち望んでいたその瞬間は、
後半も残り10分を切った81分。


仮ぐらしの子にこんなに仕事させたったらあかんやーん


と思わず叫んでしまった、佐々木勇人のゴール

後でニュース映像見たら、これぞアリエッティ（）
という感じの良いゴールでした

ああいう時間帯できっちり決められる、
その気持ちの強さが何より嬉しい。


後は残り時間で加点して終わり
というのを望んでいたけれども、叶わず...

あー、延長かぁ、しんどいなぁ、と、
思ったのはただそのことだけ

トーナメントってのは負けたら終わりなんで、
ここからは、勝ちにいかねばならないのは
あちらもこちらも同じこと。

絶対勝てる、そう思ってました。
イーブンの条件で戦うなら、ね。

それだけのものが、我々にはあるのだから

もっとも、3点も入れるとは思わなかったけれども

ここで3点入れられるなら90分のうちに入れてよ
と久しぶりに愛するチームにマジギレしながら

終わってみれば４－１の圧勝は、
やっぱり嬉しかった


圧勝、と言えるのは、失点がたった1点だからです


前節から続いて210分で1失点ですからね


まぁ、120分やったのは、これも前節からの続きで、
良いディフェンスのトレーニングになった、ということで。
（あ、最初に言ったのは私じゃなくて監督ですからねー）

いろいろなものを取り戻すためには、
必要な時間だったと、まぁ、そう思おうと



我らがガンバは、中２日で敵地・浦和に行きます。

いみじくも、次の天皇杯での対戦相手。

ひるがえってリーグ戦、直接どうこうはないけれど
これに勝たないとACL圏内さえ危うくなります。


勝利、あるのみです


広島戦からの良い流れそのままに、
敵地・浦和でも必ず勝利を


祈ります...