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ミズちゃんが退団しちゃうとホントに代替わりだなー。さみしい。
今日観劇するまで、極力いろんな情報はスルーして、自分の印象を大事にしようと思ったり。 11時公演は話のスジを追うのに精一杯で(だって、誰が誰になってとか、カタカナ名前だし、誰と誰が繋がってるのかとかわかんないんだもーん)、最後、ロジェがみんなに見送られて新たな旅立ちをするところだけ、「最後なんだなー」感で泣けた。 んが、15時は、24年間ただひたすら復讐を果たすための人生を生きてきたロジェがやっと犯人・シュミットに向かい合ったあたりから涙がツーって。 なぜロジェがシュミットを殺さなかったか、それは正解があるようなないような、自由に考えてくださっていいんです、ってミズちゃんは(正塚先生も)言ってたけど、 私は、ロジェがただ復讐のために24年間を生きてきたように、シュミットも24年間ただひたすらロジェに復讐される日を思って息を潜めるように(チギちゃんに守られてるけど)、でも地域の人には頼られるいいお医者さんとして生きてきた、ってことで二人とも24年前のそのときを片時も忘れない人生だったってことだったり、シュミットを殺したら、このあとのロジェの人生はもうなくなってしまうし。だから踏みとどまったってのも言えるだろうし。 そして、タンゴバーの場面でもあったけど、レアがいたことが何らかの気持ちの変化を起こしたのかもしれないし。 いろんな解釈ができるなぁ。 ロジェさんは一つの目的に向かって生きているけど、暖かくて脆いところもある…まんまミズちゃんに重なるんじゃないかと。そんな風に思いました。 芝居を見ながら、「ミュージカル」といいつつも極端に歌が少なくて、しかも、ソロばっかり。 でも最後、新たな旅立ちをするロジェさんを見送るときだけ「雪組オールキャスト」なんだよね。だからそれが活きて涙を誘われるのかも。 で、ショウ「ロックオン」。 ハードな感じの展開の割には、開演前の幕に掛かれたタイトルの文字がかわいい。 幕開きのミズちゃんはマミさんみたい。もしくはかしちゃんかなー。 キムちゃんやヒロミちゃんのセリが上がってくるのは想定の範囲だけど、奥のセリが下りてくるのはかなり斬新! 客席からも「おお~」って声が上がる。 これだけの舞台装置があるんだもん、使わないとね。 印象に残っている場面は、水色の衣装でホリゾントに一人で踊るところ。 アサコちゃんは裸足だったけど、ミズちゃんのは…少年っぽいのかな、金髪のカツラに王子風衣装。 バリをたっくさん使った照明がとにかくきれい。 天から注ぐ明かりに向かって手を伸ばす振りがあるんだけど、星を掴もうとして全力でがんばっていたら、いつの間にか、その人自身が星になっていたんだなーなんて思った。 あとは大階段黒エンビ。 さすが雪組。大階段で体を捻ったり顔の向きを変えるとか、簡単な振り(byミズちゃん)なんだけど、これがすごく揃っててホントに黒エンビの醍醐味を見せてくれる。 でも曲はロック。 最後、ミズちゃんが銀橋にでて花道からズラッと揃った男役さんを見る場面は泣けるわ。 男役DNAが受け継がれるなーみたいな。 そらちゃんがすごくカッコよくて活躍してます。 ミナコちゃんは…ホントはラブストーリーが見たかったな。でも、やっぱりダンスがすごくきれい。黒エンビの前の白い衣装の場面が秀逸でした。 最終週にまた行くので、それまでに座談会とか読んでおこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月13日 09時41分02秒
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