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拝大五郎

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Nov 29, 2005
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いよいよ核心というか映画の中身(今まではどちらかというとディテール)に入ります。

もう、あちこちで書かれているから耳タコだと思いますが、昭和33年の物語。
舞台は建設中の東京タワーが近くに見えて、運河とかがないので、芝公園のあたりか?

映画のキャッチフレーズが
「携帯もパソコンもTVもなかったのに、
  どうしてあんなにたのしかったのだろう。」

昭和33年といえば、ちょうど高度経済成長前夜あたりになるのかな。
サラリーマンは毎年給料が上がって、自営業者は毎月のように売り上げが伸びた時代。

ものはなかったかもしれないけれど、そいういう時代だから、
頑張れば夢がかなうって、だれもが思っていた時代だったのかもしれない。

町工場の工員さんは、社長さん夫婦の子供同然に大切にされて、
町内の人は、全て顔見知り。

今の常識で考えれば、ものすごく息苦しいような状況なんだけど、
だからこそ、それぞれがそれぞれの役割をキチンと果たすことで、
目に見えない居場所が確保できた時代だったのかなとも思いますね。

それで、さっきのキャッチフレーズにもどりますけど、
「携帯もパソコンもTVもなかった」のに楽しかったのではないと思います。
「携帯もパソコンもTVもなかった」からこそ、楽しかったのだと。

この映画を見ていれば分かるのですけど、
携帯もパソコンもTVも人から与えてもらった道具なんですよ。

しかしこの時代はそう言うものがないからこそ、みんな工夫していたんですね。
クーラーがないから夏の昼間は無理して働かない。

携帯やパソコンがないから、顔をつきあわせてコミュニケーションをとる。

TVですら、集まって見ることでコミュニケーションをとる道具になっている。

全てがライブだったんですね。だから面白い。

ホントのことを言うと、私個人としては今の方がずっといい時代だと思っています。

ただ、この映画にかんしては、シャッポを脱ぎます。
なぜなら、ラストのシーンをひいてくるまでもなく、
見終わった後に気持ちが明るくなったり、前向きの気持ちになれる映画だから。

そしてその雰囲気を醸し出しているのが、昭和33年の高度成長期という時代背景なんですね。

今日のツイテル
1.相互リンクが引き続きあった。
2.とにかく無事に納まるものは納まった。
3.昼に今シーズン初の牡蛎フライを食べた。美味。
4.ちょっと早めにかえってこれた。
5.卓上カレンダーをいただいた。

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。





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Last updated  Nov 30, 2005 01:12:43 AM
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