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Amazonより 新人作家・杉浦李奈の推論も11作目を迎え、主人公の李奈も今作で直木賞候補の5名に選ばれるという、もう「新人作家」とは呼べない活躍をしています。 今作は直木賞候補になることから始まり、コナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』の謎の解明を英国大使館から依頼されるという展開。 この謎事態、結構有名な話らしくて、なんでも賭けの対象にするイギリスでは、ブックメーカーで100年以上前から賭けの対象になっている案件。 なんで100年以上も賭けの対象になっているかと言えば、100%間違いないという証拠が出てないからなんですが、それを利用してミステリーにしているわけですね。 今回はアングロサクソン系のアジアへの差別意識とか、民族性の違いとか、そこに歴史的な価値観の違いとか出てきて唸らざるを得ない展開でした。 『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 XI 誰が書いたかシャーロック』は、最後までスッキリとはいかない話でしたが、それは許容範囲。面白かったです。 皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 16, 2024 11:41:47 PM
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