中国版しまじろうはいかが?
日本で子供を持つお母さんたちはほとんどの人が知っているベネッセの「こどもちゃれんじ」。「しまじろう」という子供の虎が主人公の本とDVDとおもちゃがセットになっていて、毎月自宅に教材が届けられます。生後半年から小学校に上がるまでが「こどもちゃれんじ」、小学校以降は「進研ゼミ」に引き継がれて高校卒業までの教材が揃っています。つばめも妊娠中から、いろんな友達に「しまじろうはいいよ~」と噂を聞いていました。遊びながらしつけやルールを自然に学べたり、言葉や知識を増やしたり、手先を動かしたり、と実にうまくできている教材なのです。なによりも子供が夢中になって遊んでくれます。うちのチビちゃんもしまじろうの大ファンで、しまじろうシリーズの本を読むようになってから、他の本には見向きもしなくなってしまいました。いろんな仕掛けがあって、毎日見ても飽きないようです。DVDも、機嫌が悪い時などに、「しまじろう見る?」と言うと、それだけで笑顔になるほど大好きです。本当に子供の興味を知り尽くしている教材だなぁ、と感心しています。さて、チビちゃんは週1回、「紅黄藍」というデパートの中に入っている親子教室に通っているのですが、ある日、その教室の前に「巧虎」というブースができました。そう、それは「しまじろう」の中国名で、そのブースでは、日本のこどもちゃれんじの中国版を販売していてびっくり。内容は中国の事情に合わせて多少変えているのかもしれませんが、基本的には同じ。毎月自宅に教材が届くシステムも同じです。値段は一年分一括払いで1,000元ちょっとと、これも日本とほぼ同じぐらいですね。中国版しまじろうシリーズはもともと上海から上陸したようで、北京はまだこのブースが一件目の模様。現物を見たかったらブースに行って説明を聞くのが一番ですが、購入はネットからでもできるようです。北京のブース:地下鉄崇文門駅下車すぐ「国瑞城」デパート3階中央「巧虎」HP:http://www.qiaohu.com/ちなみに上は正規版だと思いますが、海賊版DVDなども出回っているようです。うちは、チビちゃんの日本語の勉強という面もあるので、しまじろうシリーズは日本語版を使っていますが、日本で暮らす中国人のお子さんや、日本人の子供に小さい時から中国語を教えたい、という場合、この「巧虎」はとってもいいのではないかと思います。「紅黄藍」の子供の中にも「巧虎」シリーズを使っている子がいて、子供のおばあちゃんは「とってもいいよ!」と言ってました。あれ、なんかほんと、「しまじろう」の回し者のような日記になってしまいました。でも日本の製品は、教材ひとつにしても本当によく研究されていてすばらしいと日本人であることを誇りに思うつばめなのでした。↓中国版しまじろう教材のブース