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ニーハオ中国

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2015/08/16
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カテゴリ:中国で子供の教育
今日、再び学前班の校長先生の講座に
参加しました。

講座終了後、隣に座っていた保護者の男性に
話しかけられ、つばめは早く帰りたいのに
滔々と教育について持論を展開し始めました。

その人は、

「昔はよかった。今のように幼稚園に入るのに試験なんて
 なかったし、小学校に入るのに学前班なんかに
 通わなくてもよかった。
 先生が学校でわかるまできちんと教えてくれた。」

適当に相槌を打っていると、

「それに、昔は親がうちで勉強を見なくても、
 先生が学校で子供が理解できるまで責任を持って
 教えてくれた。子供が分からなければ
 体育の授業を受けさせないで、
 その時間に分かるまで教えてくれたりしたのに、
 今は、学校で教えた後は宿題をどっさり出して、
 親に子供が分かるまで教えろ、と責任を押し付けてくる
 うんぬん。。。」

とその人の話は延々と続きましたが、
体育を受けさせないで、勉強を教える先生に
感謝するというくだり、
これが中国人の親御さんたちの感覚なのかぁ~、
と思いを新たにしました。

私なら、授業が理解できていないからといって
体育を受けさせないなんて仕打ち、ひどいじゃないか、
と抗議したい気持ちですが、
中国人の親御さんたちにとっては、
体育の授業なんてのはどうでもいい遊びの時間であって、
その時間に子供の分からないところを
教えてくれる先生はいい先生、
ということになるようだ。

これじゃあ、私がいくら

「学前班の時間割に体育があるのに、
 なぜ取り消されるのですか」

と抗議したところで、
多くの保護者の賛同が得られないわけです。
体育という教科を学ぶ重要性というのを感じていない、
というか、体育が教科だという認識自体がないようなのです。
たぶん、音楽や美術についても同様でしょう。

しかし、どんなに勉強ができても
丈夫な身体がなければ人生なかなか大変ですし、
美術や音楽は、人生に豊かな彩りを添えてくれます。

中国の教育体系の中でこれらが軽視されているようですので、
やはりわが子には、週末などにこれらの習い事を
補ってやるしかないのかなぁ、と思っています。


↓798芸術区。
 そんな芸術軽視の中国の教育を受けても、
 芸術家は育つのですね。
 子供自身に興味があれば、教えなくても
 自然にそちらの道を選択していくものなんでしょうか。
 結局、子供の人生は親があれこれ「与えてやる」ものではなく、
 子供自身が選び取っていくものなのでしょう。
照片 1225
照片 1225 posted by (C)つばめ

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照片 1224 posted by (C)つばめ

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照片 1229 posted by (C)つばめ

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照片 1232 posted by (C)つばめ

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照片 1230 posted by (C)つばめ

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照片 1237 posted by (C)つばめ

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照片 1222 posted by (C)つばめ

照片 1221
照片 1221 posted by (C)つばめ





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Last updated  2015/08/21 03:19:08 AM
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