ニーハオ中国

今日はずっと中国戸籍登録をしていなかった二人目の子供の
戸籍登録を最近したという話を書きたいと思います。

うちの子供たちは二人とも北京生まれですが、
上の子は日本国籍留保、北京戸籍登録済みで
下の子は日本国籍留保、中国国籍は一応あると言われていますが、
北京戸籍は登録していない状態でした。

下の子は今のところ北京戸籍がなくても特に困っていませんが、
上の子の通う小学校は北京戸籍があることが受け入れ条件となっており、
下の子は北京戸籍がない状態だと来年、上の子とは別の小学校に
振り分けられる可能性が高いことが悩みの種でした。

そこでゴールデンウィーク前、最寄りの派出所に
夫婦揃って下の子の北京戸籍の登録に出向きました。
（事前に夫だけで必要書類などを聞きに行きました）


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↑上記チェックの入った項目＋書き込みの必要書類を揃えて
出向くとあっさりOK。
罰金もなく、無事に北京戸籍を取得できました。

表の2には生育服務証という妊娠前に妊娠・出産を許可するという書類が
書かれていますが、今回提出の必要はありませんでした。
また、二人目ちゃんの日本国籍について聞かれたり、
日本国籍の放棄を迫られたりすることもなく、
上の子の時の戸籍登録と同じ状況で登録できました。

昨年の秋、二人目全面開放のニュースが伝えられましたが、
うちの下の子はすでに生まれて5年も経っているため、
この全面開放の恩恵を受けられるか不明で、
今まで通り罰金を払わなければ北京戸籍を登録できないか、
うまくいけば罰金が減額されるか、
とにかく実施の細則が発表されないと何も分からないなぁ、と
細則の発表を待っていたのですが、一向に音沙汰がなく、
そうこうしているうちに夫の知り合いから、
「無事に二人目の戸籍が登録できた、罰金もなし」
という話が複数耳に入ってくるようになりました。

そんな都合のいい話があるのかなぁ、とすぐには信用できず、
「後で別部門から罰金の督促がくるのではないか」
と疑いましたが、夫が、

「戸籍登録が済んでから罰金を取り立てても
みんなのらりくらり言い逃れして支払わないから
中国では先に戸籍を登録して、後で罰金を取るなんて
やり方はまずしない。本当に罰金を取るつもりなら
先に罰金の支払いが終わってから戸籍登録手続きをするはず。
戸籍登録時点で罰金を取られなかったのなら、
後で罰金を取り立てられる可能性はまずないと見ていい」

というのを聞いて、それもそうだと思い、
できるだけ早く二人目の戸籍登録準備をして、
派出所に出向くことにしました。

夫は、

「逆に細則が出て戸籍登録に様々な条件がついたら困るから、
　今のうちに急いで登録に行こう」

などと言っていましたが、私は今後、
ずっと細則の発表はないような気もしています。
細則を発表すると色々な軋轢があるから、
表立った細則の発表がないまま、
すでに実施段階に突入しているのではないかなぁ、
と私は勝手に思っています。

これはあくまで我が家の一経験＋私の勝手な感想にすぎませんので、
これで絶対大丈夫とか保証できるものでは全くありませんが、
我が家のケースが、すでに生まれて年数が経っている
二人目のお子さんの中国戸籍の登録を検討している方や、
今年、あるいは来年以降に二人目のお子さんの進学を控え、
中国戸籍登録などについてお悩みの皆さんに
少しでもご参考になれば幸いです。


↓北京郊外で野草摘み

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