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ニーハオ中国

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2023/03/25
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カテゴリ:中国で子供の教育



こないだ生まれたと思った息子もはや中2。
あと半年も経たないうちに中3となり受験生となる。

中国では様々な場面で賞状の提出を求められたりするが、
うちの息子は習い事もコロナ下で始めた
プログラミングが唯一続いているぐらいで、
ほかにはっきり特技といえるようなものも思いつかない。

何かひとつぐらい特技といえるものを証明できるものがないかしら、
と考えてみたところ、ひとつ思いついたのは日本語。
あまりにも当たり前すぎて特技とも認識していなかったが、
同じ中学校で日本語を話せるのはたぶん息子一人ぐらいだろうから、
これは特技といえるのではないか。

とはいえ、息子の日本語力は一体どのぐらいあるのか、
測ったこともないので分からないし、証明もできない。

…ということで、一度J.TESTというのを受けさせてみることにした。
J.TESTはA-C(上級)、D-E(初中級)、F-G(入門)の
3レベルのテストに分かれていて、

特A級(930点以上/1000点)
 A級(900点以上/1000点)CEFRのC2相当
準A級(850点以上/1000点)
 B級(800点以上/1000点)
準B級(700点以上/1000点)が日本語能力試験のN1相当
 C級(600点以上/1000点)が日本語能力試験のN2相当
 D級(500点以上/ 700点)が日本語能力試験のN3相当
 E級(350点以上/ 700点)が日本語能力試験のN4相当
 F級(250点以上/ 350点)が日本語能力試験のN5相当

ということになっている。
準B級以上はN1越え、G級はN5に達しない入門ということで、
日本語能力検定試験より細かいレベル分けがされている。

真ん中のN3ぐらいはいけそうにも思うけど、
N2はビジネスっぽい内容も入ってくるし、
いろんな種類の文章が出てきた時に
息子はどのぐらい理解できるのか。
日常会話程度は一応話せるけど、
書き言葉で使われるような日本語表現をどのぐらい理解できるのか。

申込前にあたりをつけようということで、
週末、息子を連れて近所のスタバに行って、
A-Cレベルのテスト問題をさせてみた。

結果は、時間内に記述問題までたどりつかず、
記述部分は0点。時間外に少しやらせてみたが、
時間があったとしてもアウトプットは厳しそう。
1分野でも0点があると級認定されないから、
ここは1点でも取らないといけないですね。

しかし、前半の文法・語彙、読解、漢字の4択問題は
それなりに点数が取れていた。
本人によると、一瞬で分かるものもあったが、
当てずっぽうで選んだのも多かった模様。
その割には意外にできてる、と喜ぶ息子。

最近ほとんど日本語に触れていないので、
ひらがなも忘れてきてる、と言っていたので、
自分が思っていたよりは日本語力あるのかも?、
って思い直したみたい。

まぁ勘が働くというのも実力のひとつと考えれば、
それなりに実力があるということなのかもしれない。
自分でその文型を使って文を作れと言われたら
うまく作れなくて変な日本語になりそうだけど、
4択だったら選べる、そんな感じ。
テスト勉強を通じて、日本語力も上がったらいいな。

ちなみに、J.TEST(実用日本語検定)は
国内外で年6回実施されるので受験チャンスが多く、
結果が出るのが早い(3週間後)のも便利なところ。
中国政府の認定試験となっており
(その分中国での受験料は520元と日本の5200円の2倍近くしますが!)、
また過去問とその解答が全て公開され、書店でも販売されています。
試験形式としては、読解(文法語彙、読解、漢字、記述問題)と、
聴解(写真、聴読解、応答、会話・説明問題)に分かれていて、
聴解の点数配分が半分を占めることと、
選択式だけでなく、一部ですが記述問題があるのが
日本語能力試験と大きく異なるところ。
(F‐Gレベルは記述問題なし)
「実用日本語検定」というだけあって、
より実用的な日本語能力を測ることを
目指しているということでしょうか。

ほんとは読解試験の後、休みなく聴解試験に入るのですが、
息子が疲れたというので、この日聴解テストはせず。
(125分間集中してテストを受けるのは結構大変そう。。)
聴解の時間は全体の1/3程度ですが、点数配分は1/2ということで、
これがどのぐらいできるかが肝心なところですけどね。

普段家で息子と話すことが少なくなって
なんとなく寂しさも感じていた今日のこの頃、
日本語が母子交流のきっかけを作ってくれた感じ(笑)。

テストまで週1回2時間、スタバで母子で
日本語を勉強できるのがちょっと楽しみです。





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Last updated  2023/06/24 08:23:15 AM
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Re:息子とスタバで日本語を勉強(03/25)   むぎ茶 さん
息子さんがあと半年で中3!

ブログを読んでて時の速さを感じます

スタバで勉強。日本でもよく見かけますが
中国でも多いんですね

家と違って気が散るものが少なくよさそう

そして母子交流にも!

中国の高校受験、都会に住んでらっしゃるから
様々な高校から選択できるのかなあとか
想像しつつ

素敵なスタバタイムいい時間が持てそう (2023/03/30 01:20:27 AM)

Re[1]:息子とスタバで日本語を勉強(03/25)   つばめ@北京 さん
むぎ茶さんへ
ほんとに時が経つのは速いですね。
日本でもスタバで勉強、よくあるんですね。
こちらでは結構ビジネスの打ち合わせで使われたりしていますね。
うちの近くのスタバは人が少ないので、
ひろいテーブルを使って問題集開いてても何も言われないし、気が散るものがなくて落ち着けるので
試験勉強にちょうどいいです。
音楽がかかってるので、聴解問題はちょっとやりにくいですが。。。
息子は字を書くのが苦手で点数が取れないので、
普通の高校受験での進学はなかなか難しそうです。
賞状集めて、どこか行けるところないかなぁ。。。
なんて模索中です。日本とかオンライン高校とかも
視野に入れて考えないとな、とは思ってます。 (2023/03/30 08:55:26 PM)

Re[2]:息子とスタバで日本語を勉強(03/25)   むぎ茶 さん
つばめ@北京さんへ

ちょっと、ご無沙汰してます

あ、そう言えばだいぶ前もそのようなお話されてた


中学校生活は、小学校からのお友達と充実して過ごされてそうな

まずは母子交流を楽しまれつつ
日本語試験無事受かられますように

(2023/04/21 09:20:49 PM)

Re[3]:息子とスタバで日本語を勉強(03/25)   つばめ@北京 さん
>むぎ茶さんへ
小学校のクラスメイトで中学校で同じクラスになったのは1人だけですが、中学校でもなんとかやっているようで、ありがたく思っています。疲れるのは疲れるみたいですね。
無事なんらかの級が取れるといいんですけど。。。試験時間が2時間以上あって長く、まだ一度も通しでやったことがないので、集中力が持つのか、時間配分がうまくできるのかが心配です。 (2023/05/08 06:24:35 AM)

Re[4]:息子とスタバで日本語を勉強(03/25)   むぎ茶 さん
つばめ@北京さんへ

小学校からのお友達はクラスで一人!だったんですね。
中学から他の小学校から入ってくる生徒も多いのかなあと
想像したり

過ごしやすい中学でよかったですね

つばめさんとご主人なら、息子さんにとってのいい卒業後の進路が選べそう

スタバ、ビジネスの人も見かけるけど
打ち合わせはもちろん、領収書の整理とかも

多いのは、勉強してる学生や社会人のような気がします.

スタバに限らず、大きなカフェはそのような傾向が

(2023/05/09 10:13:09 AM)

Re[5]:息子とスタバで日本語を勉強(03/25)   つばめ@北京 さん
>むぎ茶さんへ
はい、中学校は全員小学校から持ちあがりで入りましたが、周辺の4つぐらいの小学校から生徒が来ているので、クラス数も10いくつかあって、小学校の同じクラスの子はあまり一緒にならなかったです。
中学校が、というよりは、息子の担任がわりと理解ある先生で助かってます。息子は小学校の担任にも中学校の担任にも恵まれ、その点ほんとラッキーですね。
日本でもスタバや大きいカフェでは、仕事や勉強する人も多いんですね! (2023/05/10 03:30:02 PM)

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