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2007年12月26日

『さらば深川』　宇江佐真理

(2)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(88158)

カテゴリ：読書（時代物）

最近すっかりお気に入りの、宇江佐真理さんの
髪結い伊三次シリーズの第三弾です。

お話の方は

この先、何が起ころうと、それはわっちが決めたこと、
後悔はしませんのさ―誤解とすれ違いを乗り越えて、
伊三次と縒りを戻した深川芸者のお文。
後添えにとの申し出を袖にされた伊勢屋忠兵衛の男の
嫉妬が事件を招き、お文の家は炎上した。
めぐりくる季節のなか、急展開の人気シリーズ。

表紙を見た時に、何事？って思ったのですが、本を
読み進めていくうちに納得。
美人さんは、昔も今も大変なんだなって(^^;
今回も人情味溢れる5つの短編がおさめられていて、
季節の移ろいとともに、伊三次とお文の2人の仲に
変化が生じていきます。
意地っ張りのお文だけど、女性なら彼女の気持ちを
汲み取ることができるかも。