DCレストラン開拓失敗例
ここではもっぱらおいしいレストランの話しかしないのですが、某愛読者より、いけてないレストラン情報も知りたい、とのこと。というわけで、今日は最近の失敗事例を3軒分。1.すし太郎ここは、以前コストパフォーマンスよし、と書いたところですが、この間改装して、懐石っぽく、値段を跳ね上げました。入ると、日本食というよりは、NYスタイルのレストランって感じに。通路の脇に設けられたボックス席は、やけに狭くて、通路の方が目立って広かったり。何だか、とんちんかんな内装になってしまいました。そして、お昼に行ってみたのですが、確かに、10ドル前後で食べられた、好評のランチボックスが消え、日替わりランチなるものが12ドルで存在してました。その他は、2,30ドルくらいするものばかりで、何だかなー。で、たまたまその日の日替わりがオムライス。久しく食べていないと思い、迷わず注文。ちょっと時間はかかったかな?で、やってきた。やっぱり外食でオムライスを頼む理由というのは、卵のふわふわ感を求めているわけで、その意味では期待を見事に裏切ってくれました。ふわふわ感なし、デミグラスソースもなし、その代わり、量は多すぎ。付け合せのサラダはなし。あかん、やろ。これは、確かに周りの評判が悪いのもうなづけます。2.SEI以前ここでいつかの誕生日に行ったと書いた、Perry’sのすし職人が独立してできた和食レストラン。チャイナタウンにあり、ちょっとしゃれた店のならびです。それを意識しすぎか?それとも観光スポット(スパイ博物館)のそばなので、一見さんお断りといいたいのか、知らなかったら、すぐ脇を通っても分からないようにしていて、なおかつ、白をキートーンにした、何だかはずした、NYスタイルちっくな内装。で、メニューは、おすし・刺身か、「ちっちゃい皿」というジャンルのおつまみ。後は日本酒ばかり。レストランとして認識するのではなく、バーとして認識した方がいいのかもしれない。で、おすしとサラダを頼んでみた。ネタは、悪くありません。が、日曜にいってそれほど客はいなかったのに、ウェイトレスが一皿空くとすぐにやってきて、下げてしまう。何だかせきたてられているみたいで、せわしない。アメリカだと、ちょっとしゃれたレストランだと、ありえない。さらに、アメリカのこじゃれレストランでありえないのが、デザートを要らないといった瞬間に、お勘定を置いていく。通常、客がくれと言わないと絶対に持ってこないものだ。連れの友人も怒ってしまって、払ってとっとと出て行ってしまいました。3.Le Barオフィス街の中にある、ワンブロック分の小さな公園のすぐそばに、このバーはある。フランス系のホテルの一階にあるバー。こう書くと、いけてそうですが、やられました。ウェイター曰く人気メニューのロブスターのパスタ(Mac)を頼んでみた。むむむ、とうなるまずさ。このパスタって、マカロニの短い虹型のパスタで、よく冷凍食品でこのパスタにチーズ和えが売られています。もちろん、冷凍じゃないですが、裏ごしが全然足りないので、舌にざらざら感が残る。アルデンテじゃない。味が薄すぎ。ウェイターがわざわざ塩コショウをもってきたのもうなづける。ロブスター自体はおいしかった、確かに。が、せっかくロブスターと一緒の皿にしてるんだから、ロブスターのだしでこのパスタをゆでたり、チーズソースの中にだしをいれてくれれば、豊かな味になるはずなのに、してない。で、半分も食べずに下げてもらいました。気を取り直して、デザートは3種類のデザートのサンプラーを頼みました。一応、デザートの種類を聞いたのですが、なぜか4種類のデザートを挙げるウェイター。ちょっとそういう教育は行き届いてないですねえ。パティシエの方が、シェフよりもいい仕事をしてます。なので、今度はお茶しに行こうかと思います。