YukiおじさんとHa-chan　田舎の日々

　このところの大雨で市内の河川の氾濫はテレビで放送されて、遠方の親戚や友人達からもメールや電話をいただいていたのですが、その度に「今のところうちは大丈夫です」と返事していました。

　しかし今朝6時頃、嫌な予感がしてカーテン越しに前の小川に目をやると、とんでもない光景が目に入ってきて、慌ててわが家の男達をたたき起こしたのでした。

　多分訳の分からん事を叫びながら「早く・早く」とせき立てながら、2匹の猫と共に裏の倉庫の2階に駆け上がりました。

　上から眺める図は凄まじく、道路はもちろん川と化して轟々と恐怖の流れです。

　夕方になって雨も小止みになり、落ち着いたところでこの写真を撮る事ができました


　ここは川ではなく道路、建物は上のお宅の車庫と倉庫です。（川は右端の細い所）
　白い橋の手前がわが家、水が橋を超えたので大きい石や木、大きなアスファルト、農機具などが散乱していました。
　現在夜中ですが、未だにこのような状態です。


　この集落の上の方の橋が落ちていました。
　か細くみえますがコンクリートの橋です。
　つい最近、田舎暮らしのために購入されて、現在リフォーム中の家の橋でした。
　まだ移住されていないので、この事実を知らされたらさぞかしショックを受けられるでしょう。


　川岸には梅ノ木・柿の木・その他色々の木々、草花が沢山生えていましたが、根こそぎ持っていかれ、えぐられて危険な箇所がいっぱいありました。
　景色が変わってしまいました。

　わが家は何故か奇跡的に、玄関に水が入った程度ですみました。

　しかし川底にチョロチョロと流れる小さな川の、あの豹変ぶりを知った怖さで、今夜は眠れそうにありません

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by Ha-chan