MUJIのカレー研究
MUJIのカレー研究 MUJIのカレーが人気のようなので、カレーの商品開発に備えて研究をします。まずはテレビでユーザーの推しのアイテムから。バターチキン、牛すじカレー、ブラウンマサラ。裏を見ると、OEM先が違いますね。まず、牛すじカレーから。じっくり煮込んだ牛すじとソテーオニオンのうまみが特長です。デミグラスやトマトやりんごのペーストを合わせ、味に深みを出しました、とのころですが。アリアケジャパン(株)がOEM先。かなり辛いです。その分、コクがしっかりあるので、パンチがあります。一袋(180g)あたりの塩分は2.5g。シンプルに食べればそれほど塩分の取り過ぎはありません。増粘剤(加工デンプン)、酸味料、酸化防止剤VE)が使用されています。続いて、素材を生かした「ごろごろ野菜と豚ひき肉の大盛りカレー」。大盛りカレーは300gあります。若い食べ盛りの人にはちょうど良いと思います。食塩は4.5gあります。こちらのOEM先はハチ食品(株)です。成分を見ると、野菜(じゃがいも中国産、人参、玉葱)、豚肉、豚脂、ソテーオニオン、小麦粉、砂糖、食塩、カレー粉、トマトペースト、マッシュルームソース、酵母エキス、香辛料、ウスターソース、ビーフエキス、ビーフエキス調味料、しょうがペースト、にんにくペースト、たん白加水分解物。次のバターチキンのにしき食品を見ていただくとわかりますが、工場の特長が表示に出ていると思います。甘辛で食べやすいカレーです。素材を生かした「バターチキン」こちらのOEM先は(株)にしき食品です。Bio c'Bonなどにも製品を卸している食品メーカーですね。180gの製品に食塩が2.1gと限りなく2gに近くて減塩生活者に良いですね。成分を見ると蒸し鶏肉(タイ製造)、トマトペースト、炒め玉葱、ギー(バターオイル)、クリーム(乳製品)、カシューナッツペースト、トマトピューレー、トマトケチャップ、砂糖、菜種油、チキンエキス、食塩、パプリカ、小麦粉、おろし生姜、でん粉、コリアンダー、にんにく、クミン、ターメリック、カルダモン、シナモン、黒胡椒、カスリメティ、フェンネル、クローブ、メース、ローレルにしき食品らしく複雑なスパイスです。素材を生かした「ブラウンマサラ」(海老のクリーミーカレー)やはりにしき食品がOEM先。甘辛の味わいで、「海老の旨みとココナッツミルクの濃厚なコク、カレーリーフの香りが特長です。南インドのシーフードカレーをお手本にしました」という商品の説明通りです。成分は、ココナッツミルク(タイ製造)、ゆでえび、たけのこ水煮、炒めたまねぎ、ココナッツミルクパウダー、トマトペースト、なたね油、全粉乳、食塩、砂糖、えびペースト、おろししょうが、にんにく、コリアンダー、でん粉、、ターメリック、ブラウンマスタード、カレーリーフ、タマリンドペースト、黒コショウ、赤唐辛子、シナモン、アニス、クローブ、カルダモン筍の食感がよくて、海老の味わいもしっかりしています。そして、複雑なスパイスでおいしい。