本日、妻の友人のやーちゃんが亡くなった。
やーちゃんは小学校以来の親友で50kmほど離れた隣の市に住んでいる。
数年前から肺がんを患っていたが、1ヶ月ほど前から状態が悪化して緩和ケア病棟へ入院していた。
部屋には娘さん夫婦が付き添っていた。
妻はここ毎週やーちゃんが食べやすいような料理を作っては見舞いを続けていた。
今日も、お寿司を作って昼前に見舞った。
苦しそうだったので1時間ほどで部屋を後にしたが、
「私、頑張るからまた来てね」と妻の手をずっと握り締めて離さなかったそうだ。
私たちは1時間半ほどかけて自宅に戻り、野菜畑で草取りをしていた。
草取りを始めて、1時間ほどして、妻が「お父さんお願いがあります」
といって10分ほど沈黙した。
そして再び「悪いけど、もう一度、今から病院へ連れてって」と言うから、
今、帰ってきたばかりなのに何か気になることがあるのかな思いながら、
何度でもいいよと、急いでシャワーを浴びて病院へ向かった。
病院へ着くと、娘さんから母は2時間ほど前に息を引き取ったと告げられた。
これは偶然かも知れないが、
妻が畑で「もう一回病院へ連れてって」と言った時刻にほぼ一致する。
気持ちが通じ合うと言うことは、遠く離れていても、見えない糸で繋がっていて、
やーちゃんから妻への別れの言葉が届いたのかなと思いつつ、
いつもにこにこ優しく微笑んでいたやーちゃんのご冥福をお祈りします。
ゆめみんも、やーちゃんには幼少のころから可愛がってもらっていたので
天国で再会してくれること信じている。
合掌
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