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2006.05.12
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テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:
『みんなとはちがった人たち -自閉症の英雄(ヒーロー)のこと』ジェニファー・エルダー著 スペクトラム出版社
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この本では20名の自閉症の英雄たちが紹介されている。
*アルバート・アインシュタイン
*アイザック・ニュートン
*ハンス・クリスチアン・アンデルセン
など、とても有名な科学者や作家も登場します。

彼らは自閉症と診断を受けていたわけではありません。
ただ、これらの登場人物たちの示すエピソードは明らかに自閉症の特性の存在を示しています。

以下、内山登紀夫先生(よこはま発達クリニック院長)のまえがきの文章を抜粋・引用させていただきます。

-------------------------------------------
本書では自閉症という用語をアスペルガー症候群や高機能自閉症を含む広い概念で使っている。おそらくテンプル・グランディンさん以外は、正式にアスペルガー症候群とも自閉症とも診断を受けたことがないだろう。読者の中には、そのような歴史上の人物に対して勝手に診断していいのかという疑問を感じる人もいるだろう。当然の疑問である。もちろん歴史上の人物に正式の診断を下すのは不可能である。しかし、本書の登場人物が示すエピソードは明らかに自閉症の特性の存在を示している。・・・(中略)・・・

「自閉症の英雄たち」は自閉症にもかかわらず偉業を成し遂げたのだろうか?自閉症を克服して偉大な貢献をしたのだろうか?そうではない。自閉症だからこそ彼らは人類に貢献したのである。自閉症の特性の本質は「欠点」ではなく「違い」である。自閉症の子どもの「違い」を欠点ではなく長所として活かす方法を考えることは、われわれ大人の責務である。この責務の重要さは、本書に登場するような芸術家や科学者に限らず、際立った才能を示さない「普通の」アスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもにも、知的障害を伴う自閉症の子どもに対してもあてはまる。

自閉症の子どもも、定型発達の子どもも、もって生まれた特性を素直に活かせるような社会であることが成熟した社会であるし、自閉症の子どもの個性を無理に平均化しようとするより、できるだけ彼らの個性を尊重することが自閉症のためにも社会のためにも有益であろう。本書を読むことによって、自閉症の特性を尊重することの大切さを実感していただければ幸いである。
-------------------------------------------

自閉症の特性の本質は「欠点」ではなく「違い」である。自閉症の子どもの「違い」を欠点ではなく長所として活かす方法を考えることは、われわれ大人の責務である。

ともに生活するものとして、こころします。





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Last updated  2006.05.13 15:30:04
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