|
テーマ:本のある暮らし(3190)
カテゴリ:本
名古屋のソーシャルストーリーズセミナーで服巻先生がご紹介されていた新作著書『自閉っ子は必ず成長する』(花風社)、読み終えました。 前作『自閉っ子、自立への道を探る』(花風社)と同じように、本人へのインタビューで構成されてます。3名の成人自閉症スペクトラムの方にそれぞれと服巻先生と花風社の浅見さんが語り合う中で、自閉症スペクトラムの方たちの考え方を知ることができます。 そして、話し合いそのものが、ソーシャルワークで、本人はもちろんのこと、本を読んでいる私も、「こういう伝え方、こういう切り口で話をすすめる必要があるんだ」と理解を深めることができました。 前作でも、“しぇえ~、定型脳の大人の人、日本人相手に、こういう伝え方は一般的にはしないよな”っとドキドキしながら読み進めました。今回、そのドキドキ感は、少し減りましたが(私にもその必要性がわかり、率直な表現をよく使うようになったので)、なんども読み返して、その手法を少しでも取り入れたいと思いました。 「自己認知支援」について、最終章にかかれてました。 自己認知支援をしていくためには、自分の中にある価値観をもっと整理し、本人にはもちろんのこと、周りの人たちにどう伝えたら、わかってもらえるというか、誤解されないかを、自分の言葉で言語化したいと思いました。 『自閉っ子は必ず成長する』、児童期だけでなく、成人期の支援をされている方たちにぜひ読んでいただきたい1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.09 09:20:08
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|