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テーマ:プラハ(チェコ)歳時記(247)
カテゴリ:「音楽」ネタ
週刊英字新聞「The Prague Post」のカルチャー欄に、モーツァルト「戴冠ミサ曲ハ長調」の演奏会を見つけたので、ブラ~ッと行くことにしました。
僕は、この明るいミサ曲が大好きです。 モーツァルトの爽やかな明るさが、よく出ていると思います。 場所は、カレル広場Karlovo Namestiにある、聖イグナーツ教会になっていました。 5時半開演でしたが、5時過ぎに着きました。 この教会の前は、よく通ることがあるんですが、中へ入るのは、今日が初めてです。 豪華な装飾が施された、非常に立派で美しい内部でした。 20名くらいの信者が着席していていました。 女性の声が、スピーカーから聞こえ、みなさんがそれを復唱しています。 チェコ語なので、よく分かりませんが、「パン・イエジーシュ(イエス様)」とか、「スヴァター・マリア(聖マリア)」とかいう言葉が出てくるので、ミサみたいです。 演奏会のチケットを売っている様子もないので、とりあえず、最後部座席にボケ~ッと座っていました。 5時25分になると、今までやっていたミサも終わりました。 この頃には、すでに座席もいっぱいになって、立見の人もいます。 教会後部上方から、オーケストラが音合わせをするのが聞こえてきます。 僕の座席からは、その姿を見ることができません。 そして、5時30分。 ジリリリリーンというベルとともに、全員が起立しました。 パイプオルガンの音色に合わせて、前方右手から、司祭様の一団が、祭壇へ行進します。 スボボダ司教(仮名)のご挨拶の後、「アーメン」と言いながら着席。 「戴冠ミサ曲ハ長調」が始まりました。 教会の中で、音がフンワリとして、なかなか良い感じです。 ところが、第一楽章が終わると、再び、全員が起立。 スボボダ司教が、「本日は、はるばるスペインから、カルロス大司教(仮名)がお出で下さっています」みたいなことを言いました。 そして、カルロス大司教が、祭壇中央に立って、「♪は~るばる来たぜ、プラハへ~」などとスペイン語で説教をお始めになりました。 説教が終わると、「アーメン」で全員着席して、第2楽章。 起立、説教、「アーメン」で着席、「戴冠ミサ曲」の演奏、起立、説教、「アーメン」で着席、その他の宗教音楽の合唱、起立、説教、......... このパターンが続きます。 どうやら、軽~い日蓮宗信者が、クリスチャンのミサに紛れ込んでしまったみたいです。 途中、美しいパイプオルガンの音楽が鳴る中、カゴを持った司祭様たちが、献金を集め出しました。 相場が分かりませんので、とりあえず、10コルナ(約40円)硬貨を投入。 チャリンッ! また、説教が終わった時に、いきなり、信者のみなさんが、周りの人たちと握手し始める局面もありました。 訳も分からず、僕も、周りの人たち(おばあちゃんが多い)と握手。 「どーも、どーも...」 なんか、僕、おばあちゃんたちに人気があるようで、結構遠くのおばあちゃんも握手を求めてきます。 「どーも、どーも...」 そして、開始から1時間半、ミサも最終局面へ突入! 信者のみなさんが、カルロス大司教の前に行列を作りました。 観察していると、カルロス大司教が、信者さん一人一人の口の中に、丸くて白い物体を入れています。 おばあちゃんの一人が「並べ、並べ」と手招きして下さいましたが、さすがに、軽~い日蓮宗信者の僕は、ご遠慮させて頂きました。 この隙に、教会から脱出! チョット冷や汗。 不思議な雰囲気で、モーツァルト「戴冠ミサ曲ハ長調」を体感できました。 ---トレーニング日誌--- 今日のプラハも、ド快晴でした。 気温も30℃超。 いつものフヴィエズダ公園を気持ち良く走りました。 本日の走行距離:20km 7月の走行距離:155km 腕立て40回 腹筋40回 背筋120回 今日のJJ-RUNポイント:25 7月のJJ-RUNポイント:302 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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