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テーマ:最近観た映画。(40064)
カテゴリ:「映画」ネタ
チェコ人監督ヤン・フジェベイクJan Hrebejkの最新作「Up and Down(チェコ語原題Horem padem)」を見ました。
現在のプラハを舞台に、チェコが抱える問題点を浮き彫りにしていきます。 違法入国者、人種差別、少子化、離婚、高齢化、窃盗... (あまり、日本と変わらないような感じです) 映画には、いろいろな「憎みきれないろくでなし」が登場します。 その中でも、ダメなガードマンが、特に印象に残ります。 どうしても、子供がほしい奥さんが、ブラックマーケットから赤ちゃんを買って来ます。 その赤ちゃんの肌の色は、どうも黒っぽいです。 ダメガードマンは、サッカーチーム「スパルタ・プラハ」のフーリガンの一員で、仲間たちは、典型的な人種差別者です。 このため、いろいろバカバカしいことが起こります。 僕も、この「スパルタ・プラハ」フーリガンに加えてほしいなと思いました。 でも、黄色人種には、入会の資格がないんでしょう、たぶん。 このガードマン役を、ペトル・フォアマンが演じています。 映画「Horem padem」のHP(チェコ語)で、赤ちゃんを抱えているお兄さんです。 名前から分かるかもしれませんが、「カッコーの巣の上で」「アマデウス」などの監督、ミロシュ・フォアマンの息子です。 見事な演技をしてましたので、今後、いろいろ賞を取るかもしれません。 この作品の宣伝コピーは、 「あなたを泣かせる喜劇、そして、あなたを笑わせる悲劇」 みたいな感じです。 確かに、ペトル・フォアマンが、シリアスなシーンを演じれば演じるほど、周りで見ているチェコ人がクスクス笑うんです。 「ここ、笑うとこちゃうやろ!」と、僕なんて思っちゃうんですけど。 「チェコ語には、いろいろなダブル・ミーニングがあるんだよ」っていうのが、友人の教えです。 チェコ語のタイトルHorem pademというのも、「結果はおそらくダメだと分っているけど、なんとかやってみる」みたいな意味合いがあるそうです。 映画の登場人物たちは、様々な苦悩を抱えながらも、人生を行き続けて行くんでしょう。 「チェコの今」を見て頂く意味でも、是非、日本でも上映してほしい映画です。 ---ジョギング日誌--- 9月下旬って、こんなに寒かったかなぁ。 「Tシャツ+単パン」で走れる季節は、どうも終ってしまったようです。 本日の走行距離:13km 9月の走行距離:125km パリ20kmレースまで、あと21日 イチロー師匠、年間最多安打大リーグ記録257本まで あと6本 (残り7試合) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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