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テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:「ヨーロッパ」ネタ
1952年、オリンピック・ヘルシンキ大会は、エミール・ザトペック(1922-2000)のための大会でした。
ザトペックは、チェコスロバキアが生んだ、スーパー長距離ランナーです。 その力強い走りから、「人間機関車」の異名をとっていました。 この大会で、ザトペックは、長距離3種目で、3つの金メダルを獲得しています。 7月20日 1万メートル 7月24日 5千メートル 7月27日 マラソン すべて、オリンピックレコードでした。 しかも、初マラソンでした。 (5千メートルの画像が見られます) 僕は、ザトペックを、ランナーとして尊敬しています。 ゆかりの地、ヘルシンキ・オリンピック競技場へ向けて走りました。 ヘルシンキへ来た理由の一つです。 市街から、トォーロ湾沿いの美しい公園を走って、北上します。 フィンランディアホール、国立オペラ劇場の横を通り過ぎます。 現代的な建物ですけど、木々と水に囲まれた環境に調和しています。 細長い塔が見えてきました。 競技場に隣接して建つ、高さ72メートルの「スタディオントルニ」という塔です。 そして、競技場前の駐車場へ。 そこには、パーヴォ・ヌルミPaavo Nurmi(1897-1973)の像が走っていました。 ヌルミは、フィンランドの名ランナーです。 アントワープ、パリ、アムステルダム大会で、合計9個の金メダルを獲得しています。 「とりあえず、足、触っとこぉー」 ゴシゴシ... 「ヌルミ像の右足を触ると、走りが早くなる」 ということにしませんか... 競技場の周りを、グルっと走ってみます。 裏手の方に、開いている門があります。 こっそり、入ってみましょう。 誰もいないようです。 チャンス! とばかり、観客席を走り回って、競技場の写真を、何枚か撮りました。 「競技場関係者の方、すみません!」 誰もいない、朝の陸上競技場。 ザトペックの苦しそうな走りと、息遣いをイメージしながら、しばらく眺めていました。 ヘルシンキ・オリンピックのザトペックには、もう一つエピソードがあります。 奥さんの、ダナ・ザトペコヴァーも、やり投げ選手として、大会に参加していました。 ザトペックは、5千メートルの金メダルを、同じ日に競技のある奥さんに、そっと手渡しました。 ダナ夫人は、その金メダルをバッグに入れて、御守りにしました。 そして、見事に、彼女も金メダルを獲得したのです。 ちなみに、このザトペック夫妻の誕生日は、どちらも、1922年9月19日です。 いや~、ごちそうさまです。 本日の走行距離:8km 今月の走行距離:55km いびきをおさえて、鼻がスッキリザトペック一般用 10枚入 ↑ こんなん有りました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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