カテゴリ:猫
二つ前の記事を書き直し、ちょっとした日系のお便りに載せてもらうことになりました。真面目に書くとこうなる^^(って十分ふざけてる?)
刈られてライオン 自他ともに認める猫好きです。我が家の三匹のうち一番若い「ヨン」は、明るい茶色の毛がふさふさしたかわいらしい猫。引き取ってから半年以上が過ぎ、やんちゃぶりにますますみがきがかかっています。 さて、このヨン。まだ若くてブラッシングがきらいなのが困り物。すぐ毛玉を作ってしまうので注意はしていたのですが、後ろ脚を見のがしていました。気が付いたときには大きな毛玉が両脚に・・・。じゅうたんのようにすっかり固まってしまっています。「これは大変!」と、ブラシをかけようにも歯が立たない。はさみで切ってもみましたが、いやがってあばれるので切り取ることができません。「もう病院しかない。」獣医さんのところに運び込まれたヨンは、全身麻酔をして毛玉を切り取ることになったのでした。 数時間後、戻ってきたヨンを見てびっくり。頭と尻尾の先だけを残して、体の毛がすっかり刈られてしまっていたのです。 頭はふさふさ、からだはひよひよまるはだかのアンバランス。「やせたライオンみたいだねえ!」家族には笑われるし、他の猫たちには別の猫が来たと思われシャーッと威嚇され、ヨンはすっかり自信を失ってしまいました。「ボクはもう、猫としてオシマイです・・・。」恥ずかしいし、寒いしで、かくれてしばらく出てきませんでしたが、10日たってこのスタイルのいいところも見つけた様子。刈り残されたライオンの尻尾部分が、パタパタさせるといいおもちゃに見えるようです。ヨンは自分の尻尾を捕まえようと、グルグルグルグル・・・。いつまでもかけ回っては、息を切らしています。 ところで、笑っていた私ですが、カットの値段を聞いて笑いが止まりました。「85ドル!」なんでも、「サマー・カット」と呼ばれる人気のスタイルだそうです。長毛黒猫のムーが、ヨンを見て「けっこういいスタイルね。私もしようかしら。」と言うのに「無理、無理!」と答えています。(おわり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|