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春の夜桜 秋の月

春の夜桜 秋の月

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2012年05月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
二月の寒い日に田舎から電話がかかってきました

ばあちゃんが風邪をひいたらしいのです。
それでも病院だから大丈夫だと思っていたら、インフルエンザ
になってしまったとのこと。


それでもお見舞いに行かなかった私。
相方は「お見舞いにいかなくていいのか?」
としきりに言いました。
私はそれでも楽観視してたのです。

両親は呼び出しをくらい田舎に行きました。
その時にはすでに意識が薄かったようです。

父ちゃんが帰ってきてからまもなく訃報が入りました。

信じたくありませんでした。

仙人みたいなばあちゃんが死ぬなんて

私のことをかわいがってくれて産まれた時もすごい夜泣きで
大変だったって毎回言われてもうつ病で心配してくれたおばあちゃん
仕事でひとりで行ったときもすごく喜んでくれたおばあちゃん

ごめんね
お見舞いいかなくって

葬式も日取りも決まり参列は内孫までと決まり
通夜ではなく告別式に行こうと思っていたけど、火葬してから
告別式をやることになり、本来は行かないと行っていた通夜に
普通の服で行きました。
行くかどうかすごく悩みました。
でも相方は仕事が終わって高速道路で連れて行ってくれました。

ついたのはちょっと小さいな斎場
しかもなんの用意もせず、黒いダウンだけ。
通夜は終わっていて通夜振る舞いがはじまっていました。

最初におばあちゃんの顔を見に行きました。
遺影はもう二十年前の写真。
お棺の中のおばあちゃんはすごく小さいくてすごく可愛い顔を
していました。
みんなで「めんこいねえ」と言っていたそうです。

ばあちゃん幸せそうでした。
先に電車で行った両親がいきなり来た私たちに
「いい顔でしょ?」
と言いました。

実は来なくていいと言っていた母はばあちゃんの最後の顔を見せたかったそうです。

病院にいって九時にかえってきて夜中に一人静かに逝ったおばちゃん
でもそれでも良かったと思います。苦しむこともなく安らかな顔でした。

私が来てると知りいとこの兄ちゃんたちが席を作ってくれました。
突然きてすみませんと言っても笑顔で受け入れてくれました。

顔なじみのおじさんおばさんに会うのも久しぶりでした。
不義理をしてたなあとつくづくおもいました。
仙台からきていた同い年の親戚(いとこではなくかあちゃんのいとこ)
にも会えました。

「気兼ねなくあそびにきてよお」とみんな酒を飲みながら言ってくれました。
そこで私が酒が飲めることを露呈してしまい、翌日の告別式後にさんざん注がれます。

インターネットも携帯もない時代連絡先も聴こうにも聴けず
忙しさにかまけて集まりもできなかった私たち。

通夜にしかこれないいとことも連絡先を教えあい和気あいあいと通夜の夜はすぎました。





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最終更新日  2012年05月03日 17時49分55秒



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