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テーマ:幸せになりましょう!(324)
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久しぶりの日記となりました。
仕事が忙しく、ストレスでいらいらしてだんな様に八つ当たりしたり、 思い悩んだりしていました(苦笑)。 その中でも、先日本当に何年ぶりかというくらいの激しい感情のゆれを 体験しました。 そのゆれが心の中をかけめぐり、やっと落ち着いてきたところです。 去る9月14日、我が家に5つの命が誕生しました。 愛犬のベイビーたちです。 順調に里親さんが決まり、先日3匹の子犬が我が家を去りました。 最初に2匹が同じ日に里親さんのところへ空輸で行ったのですが、 前日に里親さんが決まり翌日お届けと急に決まりました。 私は心の準備ができておらず、子犬がいなくなってしまうという 現実にただびっくりしていました。 夜になって、ベッドに入ったとたん子犬たちのそばを離れたくないという 気持ちになり、リビングへ行って2匹の子犬を抱きしめました。 2匹の子犬は、私を見るなり飛びついてきて顔を思いっきり ペロペロなめてくれました。 私は、悲しくて悲しくて子犬を抱きしめたまま大泣きしました。 こんなに泣いたのは、結婚式以来です(笑)。 しかたがない、里親さんのもとで幸せになってね、これでいいんだ・・・ いろんな正論を並べてみても、悲しさとさびしさがなくなることは ありませんでした。 朝まで泣いて、ようやく落ち着いて子犬が里親さんへ行く準備をしました。 なぜか、泣いたことをだんな様に知られたくなくて、平気な顔をしていました(苦笑)。 羽田空港へ向かう車の中、子犬2匹はクレートの中でぐっすり 安心しきって寝ています。 高速から真っ赤な夕日が今まで見たこともないような真っ赤で まんまるな夕日が見えました。 カーナビからは、Dr.コトー先生の再放送をやっているらしく あのゆっくりとしたちょっとさびしげな音楽が聞こえてきます。 私の目からは自然と涙が溢れ出し、ただただ頬をつたっていきました。 家に帰ると残った3匹の子犬たちがしっぽをフリフリ迎えて くれましたが、そこにあの2匹がいないことがさびしく思えました。 今にも、あの2匹がどこかから走ってきて、私の顔をなめてくれるのでは ないかと・・・。 翌日、もう1匹の子犬が里親へ行き、我が家はぐんとさびしくなりました。 眠る子犬を抱いてなでながら、「れっちゃん、れっちゃん」と いなくなった子犬の名を無意識に呼んでいたこともありました。 私は小さい頃からモノにも人にも、愛着というか親しみというか 知らず知らずのうちに大切に思う性質がありました。 どうしてなのか?なぜなのか?そんなこと考えたこともなかったけれど、 それは母親の影響だとわかりました。 子犬が里親さんに行ってしまい、悲しくてさびしくて心が引き裂かれるような 思いをしている中で、とても冷静な自分がいます。 どうして、こういう感情を抱いているのか? すると、私が結婚したとき、母が本当につらそうな顔をして 泣いていたことを思い出しました。 なんとも言えない、辛そうな顔でした。 母は私のこととどれだけ愛していてくれたのか、今までその 深さや大きさを理解していなかった。 どんな思いで育ててくれたのか、どれだけの愛情を注いでくれたのか。 母に反抗ばかりしていたときは、気づかなかった。 どれだけ私を大切に思っていてくれたのか。 だから、私が結婚するときあんなにさびしくてつらそうに 耐えるように泣いていたんだ。 人生はカラフルな方がいい!といつも思っていたけれど、 今回は今までになかった色が私の人生に塗られたように思う。 人生に塗られる色の数は味わった感情の数に近いのかなぁ? 愛情をたっぷり注いで育てた子犬たちが里子に行ってしまうのは 本当につらいことだけど、つらいからとフタをするようなことは しないようにしようと思う。 つらさを、つらいと思う自分を受け入れて頭をなでなでしてあげよう。 新しい自分を発見してよかったね、これがあなたなんだよって。 今日は、私が大泣きした夜、そっと顔をなめてくれた愛犬に感謝。 我が家へ生まれてきてくれた子犬たちに感謝。 子犬たちを新しい家族として迎えてくれた方々へ感謝。 私を心から愛し育ててくれた母に感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 7, 2004 03:55:44 AM
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