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テーマ:「ハウルの動く城」(329)
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「ハウルの動く城」を見ました。
宮崎駿の想像力を十分に堪能でしました。 面白かった~。 物語の前半は状況説明で盛り上がらなくて、心配してましたが、 階段を上るシーンからラストまでは一気呵成に見れて、満足しました。 宮崎駿はラブシーンを堂々を描きたいためにこの映画を作ったと思う。 キスシーンがとてもキレイでした。 ソフィーが呪を解けたのは、 ソフィーが過去に行った時、ソフィーが「待ってて…」とハウルと約束したことを、 知り(?)、出会って約束を果たしたことを自覚して(ハウルが待っていたことを知り)、魔法が解けたということでいいのかな? 過去の扉からソフィーが戻って来た時、鳥獣人ハウルが目の前にいましたから。 ということはハウルはソフィーのことを初めからから知っていたが(不良軍人にからまれる時には当然知っていた)、ソフィーは知らなかったということか? (ここが最大の物語のキーポイントだが、魔法ものって弱いのよ私。ハリーポッターでも時間移動(?)できるし~。そんなのあり~) 「ハウルの動く城」が恋愛映画になりえたのは、 ハウルがソフィーのことを初めから知っていて、 ソフィーの「待ってて…」という言葉を信じて、 ハウルが未来で待っていたというのが最大要素だとおもうのですが。(ここが最大のポイントだが、よ~わからん) 最大の見せ場は、ソフィーの空中を歩くシーンだろう。 ソフィーが空中を歩くシーンは3回だったと思う。(少し自信が無い) 1度目は最初のソフィーが不良軍人にからまれた後、ハウルが助けて、空を歩く。 2度目はハウルとマダムサリマンとの戦いの時。 3度目は、若い頃のハウルとカルシファーとの契約のシーンを見たソフィーが、地面が割れ異空間に飛ばされた時、犬のヒンの後をついて行き、 「歩くよ」 とハウル無しで一人で歩いたシーン。 待ってて…とハウルに言って、そのハウルに会いに行く。 実はこのシーンがこの映画のクライマックスだと私は思っている。 しかし、ソフィーが90才にならないと、若い頃のハウルに出会えないというファンタジー設定についていけない私。 ハウルが戦っていた理由は、 敵が自分の好きな花畑(ソフィーのための花畑)を荒らすからで良いのでしょうか? 映画の中で推測できるものはあったでしょうか? 気に入ったシーンを書きますと、 最初のソフィーが帽子を作るシーンは、 以前の情熱大陸で放送された久石譲の姿にかぶって見えた。 久石譲のマンションでも電車の音が聞こえてましたね~。(偶然でしょうが…) 掃除のシーン。 これも「千と千尋の神隠し」の生きる力でしょうか? 階段は笑えました。 ハウルとマダムサリマンとの戦い。 流れ星のかごめかごめのシーン。 小さな流れ星はデズニーのファンタジアの氷上の妖精(?)を思い出しました。 ハウルがクラバートになりました。 何と露骨な。 飛行戦艦から出るシルクハット妖魔(劇場版エウ゛ァ?)との戦い。 圧巻です。描写が細かいよ~。 過去のハウルとカルシファーとの契約のシーン。 流星のシーンが宮澤賢治「銀河鉄道の夜」のような。 宮崎駿はこのシーンを実は描きたかったのではなかろうか? ハウルの城が壊れる、崩れるシーン。 宮崎駿パワーが全開してました。 ハウル鳥獣人(?)の羽が飛んでいき、人間に戻るシーン。 そして「心は重いのよ」には感動しました。 巨大な鳥獣人(?)よりも人間の心のほうが重い。 後は私の勝手な思いつきで書きます。 宮崎駿は以前にもラブストーリー作品を作ろうと試みたことがあったのでは? それが、絵本の「もののけ姫」である。 「宮崎駿イメージボード集 講談社」にも収められている。 進歩の無いことを嫌う宮崎駿は、 絵本の「もののけ姫」と同じことを映画ではやりたくなかった。 しかし、絵本以上のものが頭に浮かんでこない。 よって、別の「もののけ姫」にしようと、 アジタカとサンを作り出し、絵本と別の映画を作った。 以上のことは、全て私の妄想である。 「ハウル」では、若い男女が愛し合うのは当たり前なので、別の視点が欲しかった。 それでソフィーを90才にした。 大きな時間の流れを組み入れたかった。 人間の存在に時間の流れをを意図的に、もたせようとしたかったのではなかろうか? ハウルが初めからソフィーのことを知っていたことを考えながら見ると、また面白くなるかも? 最初、ハウルとソフィーが会ったのは偶然ではなかったとか、 90才のソフィーもハウルには若い姿のまま見えていたとか。 (実際はどうなのでしょうか?この解釈は?よーわからん) このようなサイトもありました。 ハウルの動く城 FAQ集 私は宮崎駿を10年以上前に卒業しましたので、もっと深くこの作品を感じた人は多いでしょう。 今は実写版セーラームーンに夢中の私。 もうすぐSpecial Actが見れるのよ~。 嬉し~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.11.25 19:18:34
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