青味のエキストラバージン
バブルの時代、近くのスーパーで見たエクストラ・ヴァージンは、コルク栓で封印された、まんまワインと同じパッケージ。一本一本シリアルナンバーの付いた、とても高級なオイルで、それまでオイルが何千円何万円とするなんて認識が無かったから、とにかく驚きと共に冒険だった。が、その味の良さに魅了され、その当時はそれを買い続けていたものだった。最近は、スーパーでもネットショッピングでも、物凄い種類のオリーブ・オイルが並んでいる。だけどその中から好みのものを見付けるのは至難の業。幾つも商品が並んでいたって、味のことが書かれているところなんてあまり無い。そもそも油の味の表現なんて、どれ程伝わるものなのか。ワインの味の表現だって、シロウトにゃチンプンカンプンだ。とりあえずシロウト的によく使われる『フルーティー』と言う表現のワインは、私はとりあえず避けるだろう。けどこれがオリーブ・オイルだったら、ちょっと気になるところ。自分的に最も使う簡単なキーワードは『青味』だ。青味を感じるエクストラ・ヴァージンが好き。サラダにドレッシングをかけるってのが、あまり好きではない私は、美味しいエクストラ・ヴァージンと少々の塩をかけてあえる。これが好きなんだ。時として、塩ではなくてバルサミコや黒酢と言うのもある。何れにしても、オイル命だ。最近まで気に入って使っていた手軽に手に入るエクストラ・ヴァージンが最近無くなってしまい、ちょっと困っていた。で、割とポピュラーな銘柄のもの…これはパスタ調理用に使っているのだけど、これをサラダにかけてみた。最初から解っていたのだけど、やっぱしおいしくない。そんで楽天で見て買ってみたのが、写真のこれ。カスティロ・ディ・ランピンツェリーと言う。シチリア西部トラパニ地方にそびえるランピンツェリー城で有名な、デ・ステファニー家の農園で栽培されるオリーブのみを使用。"ビアンコリッラ"と"ノチェッラーラデルベリーチェ"の2種類のオリーブを専門のテイスターが長年培ってきた経験を駆使して作り上げた逸品。と言う説明書きだ。 今日届いたので、早速なめてみた。ウマイ上品な青味と、爽やかなまろやかさ、そして甘味を感じる深い味わいのオイルだ。これはサラダが楽しみだね~ カスティロ ディ ランピンツェーリエキストラヴァージンオリーブオイル 【業務用につき化粧箱なし】ディ ステファーニ家の自社農園でのみ作られる逸品訳あり特価中!カスティロ ディ ランピンツェーリエキストラバージンオリーブオイル500ml 原産国:イタリア