広島カープ考察

2016/03/27(日)20:17

3戦目

 『幸運の交代劇』  本日の広島は6-3で横浜に逆転勝ちを収めました。 先発福井は味方の失策などもあってピンチを招きながらも凌ぎ続けていましたが、5回にルーキー戸柱から一発を浴びると、6回には筒香にも2ラン本塁打を浴びて3失点を喫しました。 投球内容としては6回を投げて5奪三振1死球ながらも3失点だったのはFBらしく、よくダルビッシュが良い投球をしていながらも一発を浴びて結果的に6回3、4失点だったというケースがありますが、今日の福井はそのような投球だったかなと思います(9:4:1、内F2、HR2)。 二番手仲尾次は1回を投げて1安打無失点、最速147キロを計測するなど戸田に続く広島待望の140キロ中盤を投げる使える左腕投手が出てきたのは大きいですね(2:1:0)。 その裏に味方が勝ち越しに成功して嬉しい初勝利を飾りました。 三番手ジャクソンは先頭山下にヒットを浴びましたが、最後は筒香を三振に打ち取って無失点(2:1:0)、しかし直球とスライダーしかないのか?できればスプリットかチェンジアップが欲しいところですが。 最後は中崎がヒットを浴びるも併殺打に仕留めて試合を締めました(2:0:0)。  一方野手陣は先発石田相手に初回の先頭田中のヒットのみに封じられるなど完璧な投球をされていましたが、6回に一死からルナが二塁打を打って出塁した後に何とここで投手を交代します。 代わった長田がエルドレッド、新井、天谷に連続四死球を与えて1点を返し、更に福井なので先発出場した會澤が同点の2点タイムリーヒットを打って追いつきます。 7回には先頭キクマルコンビが連続ヒットで一死一三塁とすると、ルナの内野ゴロの間に菊池が生還、更にエルドレッドがタイムリー二塁打を打って2点を勝ち越すことに成功、8回には先頭ルーキー西川の三塁打の後に田中がタイムリーヒットを打って駄目押しとなる1点を追加しましたが、その後に追加点を奪えなかったのは課題と言えるでしょうか。  正直今日の勝利は相手の采配ミスに助けられた格好となったかなと思います。 先発石田は94球だったので交代したのかと思われますが、こちらはそれまで1安打に封じ込まれて手も足も出なかっただけに、ラッキーな交代劇だったのではないでしょうか。 また、長田は確かに昨年防御率は良かったのですが、様々な指標でみる限りあからさまに運に恵まれた要素が強く、制球も悪いところが数字で出ていましたので、代えるのならば回の頭から起用すれば良かったような気はします。 何はともあれ敗色濃厚だった試合を拾えたのは大きいのではないでしょうか。 しかしながら厄介だったのは石田、典型的なFB投手なのですが昨年の被IsoPは.143と球威にかける投手なので付け入る隙はあるかなと感じていましたが、内野フライ4つ打たされるなど成長を感じさせる投球です。 石田は地元出身の投手のようで、しかも最速148キロを計測するなど魅力的な左腕で、逃した魚は大きそうですね。 打撃陣batted ball 「対石田」5:2:2(内F4)、「対長田」0:0:1、「対田中」1:0:0 「対小杉」3:2:1 『PS』 今回から登板した投手の昨年のbatted ballを掲載していきたいと思います。 今回は広島と横浜なので、興味のある方はこちらからご覧いただければと思います。 選べる九州有名店豪華とんこつラーメン福袋10食セット【送料無料1499円】博多とんこつ、熊本ラ… 価格:1,499円(税込、送料込)

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