地籍図と航空写真
養蜂家から頼まれて 巣箱を置かして貰う場所の地番を調べることにした。与論町は大島郡群内でも一番早く地籍調査が済んでいたので地籍調査地図が作成されていて閲覧することが出来る。地番を調べるには大変都合のいい成果物である。 農業委員会に立ち寄って訳を話すと、気安く応じてもらえた。かつて知ったる大判に作成された地籍地図を開いて 探すものだと思っていたのに、パソコンから見ることが出来た。しかも航空写真と照合することまで出来るようになっていた。10年前に計画したのだから、当たり前になったのであるがスピードアップした作業がありがたかった。 旧道探しをしていたので、この機能をつかっての「シニグ道」の作成の目途がついた。郷土研究会にこのことを報告し、閲覧の許可を取って手分けして作業を依頼しよう。新しい歴史資料が作成できそうだ。 ミツバチの効用にあずかった。箱の置き場所報告の為FAXしたら落雷で不通とのこと、鹿児島地方の平川動物園あたりは豪雨だったようである。さしずめ、春の嵐だったようだ。 ヘッセ・高橋健二訳の「春の嵐」を久しぶりにとりだした。裏に母を看病した時のメもが残っている。10年ぐらい前のことで、仕事と看病に疲れていた。那覇の赤十字病院でのことだ。今あるしあわせを感謝したい。