リュウちゃんの懐メロ人生

2011/04/20(水)22:18

吉野山桜紀行

花遍路・花のフォトブログ(117)

 晴天の吉野の空に桜舞う 4月13日、例年は奥方の車の助手席に陣取り、吉野の桜を見に行くのですが、今年は奥方とのスケジュールが合わなかったので、初めてリュウちゃん一人で近鉄電車で吉野に行くことにしました。 例によりまして、奥方におにぎり弁当を作ってもらい。リュウちゃん特製(!)の保冷袋に缶ビール2本、それとビニールシート1枚をリュックに入れ、耳には愛用のウォークマンを装着しまして、朝9時30分頃、法隆寺の家を出ました。 法隆寺から吉野までの行程は以下です。JR法隆寺から吉野までの本日の所要時間は約1時間半でした。 JR法隆寺―JR大和郡山―(徒歩10分)-近鉄郡山―橿原神宮前―(乗り換え)-吉野 吉野に到着したのが、だいたい午前11時頃、駅前で観光案内地図を配っていた兄ちゃんに聞きましたところ、今日の吉野は下千本が満開、中千本が五分咲きとの事でした。 よし、今日は中千本の竹林院まで登ってみよう。 近鉄吉野駅から徒歩2分のところに、現存する日本最古のロープウェイの吉野山駅があります。このロープウェイに乗りますと、約3分で下千本の頂上部に出ますが、本日はハイキングも目的の一つですので、竹林院まで徒歩で登ることにしました。 気温20℃、抜けるような晴天の青空、絶好のハイキング日和だ! 吉野駅からしばらく歩きますと、くねくねと蛇行する山道に出ます。この辺りから下千本の桜が始まります、通称「七曲がりの道」、リュウちゃん、いつもは奥方の車を中千本の駐車場に停めて吉野見物をしますので、この辺りの桜を見るのは生まれて初めてなのです。 「七曲がりの道」の中腹の土手で昼食、抜けるような青空、冷えたビールが旨い! 昼食を終え、山道の登っていきますと、程なく舗装された参道にでます。そこから約5分で吉野のシンボル的存在であります「金峯山寺・蔵王堂(きんぷせんじ・ざおうどう)に出ます。 金峯山寺は天台宗単立の寺院で、修験道の総本山です。本尊は蔵王権現、開祖は役小角(えんのおづぬ)と伝えられています。本堂である蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)、東大寺大仏殿に次ぐ、木造大建築です。下の写真は側面から撮影した蔵王堂です。金峯山寺は天台宗単立の寺院で、修験道の総本山です。本尊は蔵王権現、開祖は役小角(えんのおづぬ)と伝えられています。本堂である蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)、東大寺大仏殿に次ぐ、木造大建築です。下の写真は側面から撮影した蔵王堂です。 蔵王堂を出て、参道を中千本に向って登って行き、約30分で本日の目的の竹林院に至りました。竹林院は単立の寺院で大峯山護持院の一つ、開祖は聖徳太子、 竹林院には大和三庭園の一つであります「群芳園」があります、この庭園は千利休の作庭になる回遊式庭園で、中千本の桜のハイライトとも云えるところです。下の写真は1枚目が庭園の中のしだれ桜、2枚目が庭園の小高い山の上から撮影した「群芳園」の山門です。 リュウちゃん、これまで、てっきり「吉野の桜」はソメイヨシノが大半であると考えていました。ソメイヨシノは樹の寿命がだいたい60年くらいなので、少しおかしいなと思っていまして、改めて俄か調べをしましたところ、吉野の桜の大半はシロヤマザクラという長寿種であると判明しました。 竹林院を出まして、一気に近鉄吉野駅まで駆け下りました。竹林院と吉野駅の標高差は約400m、登るときは、昼食時間と散策時間も含めて、約3時間の行程でしたが、下るのは30分もあればOKなのです。一日中晴天に恵まれ、お陰様で今年も吉野詣でが叶いました。 リュウちゃんも今年6月で満65歳、気分は今だ青年なのですが、何時まで吉野詣でが出来ます事やら? 吉野詣での間、ずっとウォークマンで音楽を聴いていました。 今回はこの日聴いた音楽の中から何曲かUPして見ます。 バッハ「トッカータ」ハ短調BWV911 (ピアノ)マルタ・アルゲリッチ http://youtu.be/sqp2_LaYoSU 「アザミ嬢のララバイ」 (歌)中島みゆき http://youtu.be/aZUp8MUmM-g 「夜桜お七」 (歌)坂本冬美 http://youtu.be/DHeXL9D-MpQーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回は「東日本巨大地震」のブログをお休みしましたが、引き続き平井憲夫さんの告発文「原発がどんなものか知ってほしい」を以下に貼り付けます。 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page1 また、娘のボランティアに関るユニセフの声明文も以下に貼り付けます。 http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011_0406.htm 被災された皆様の苦難はまだ始まったばかりです。

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