2015/12/20(日)06:56
2015年の紅葉狩り(5)~京都・東福寺の薄紅葉
さすが京都の紅葉の名刹!
薄紅葉の下、見物客の賑わい凄まじ
(前回のブログの続きです)
ビールの無い昼食を終えた後、少し意気消沈しながら第2のお目当ての東福寺に向かいました。レストランのママシェフに聞いたところでは、ここから東福寺までは徒歩15分くらいの道程とのこと、
伏見稲荷から東福寺まで徒歩15分、案外近いな。
しばらく街道を北上しましと、右手に東福寺の伽藍の一部が見えてきました。道標にそって街道を右折、
下の写真は右折したすぐ右手にあったイチョウです。
上の写真の場所から少し歩いた「六波羅門」から東福寺に入りました。
「東福寺」は、鎌倉時代の前期、鎌倉第4代将軍・藤原頼経の父で、摂政関白の九条道家の発願によって建立されました。
道家はこの地に東大寺の大仏とほぼ同じ大きさの釈迦像(高さ15m)を造り、安置したのだそうです。また「東福寺」という寺名は、奈良の東大寺の「東」と、興福寺の「福」をそれぞれ1文字ずつ取り込み、寺名としたのだそうです。
東福寺は奈良への憧れから建立された!?
東福寺の紅葉は本堂から開山堂に至る屋根付き回廊「通天橋(つうてんきょう)」の周辺、通天橋の下にある渓谷・洗玉澗の周辺が一番の見所です。以下、「通天橋」の周辺の紅葉の写真をUPします。
通天橋から開山堂に登り、庭園の前にある普門院の縁側で家から持参したお茶とおやつで一服、
あれ?ここは飲食禁止だったのだ!
普門院さん、ゴメンなさい。
暫し、庭園を楽しみ、渓谷に下りました。
今年初めての本格的な紅葉、
しかし、色付きは相変わらずイマイチだ(少し残念!)
渓谷周辺の紅葉を楽しんだ後、日下門から「東福寺3名橋」の一つ、「臥雲橋」を渡り、東福寺を後にしました。下の写真は臥雲橋から見た洗玉澗の風景です。
東福寺からJR「東福寺駅」までは、徒歩約10分の参道があります。この参道沿いには、紅葉見物の客用として、色々なお店が並んでいます。リュウちゃんのお気に入りは、塔頭の一つ、「栗棘庵」を右折した処にある生八つ橋「おたべ」の販売所です。ここは清水寺参道の「おたべ」の店と同様、20種類くらいの「おたべ」の試食やり放題!、しかもお茶のサービス付き!
暫し、おたべの試食でおやつタイムを楽しみ、JR東福寺駅から法隆寺に帰りました。
期待していた「東福寺の紅」、残念ながら、ここも色付きはイマイチでしたが、それでも、やっと本格的な紅葉を今年初めて観たという感じがしました。
下記の写真は、帰り道の参道の途上に咲いていた「寒桜と山茶花」です。
今年の紅葉、本当に何処もイマイチなのかな?
かくてリュウちゃんの「紅葉行脚」はまだまだ続くのです。