朱の鳥居のトンネル
抜ければまたも朱のトンネル
11月下旬のある日、女房殿と2人で伏見稲荷大社に行ってきました。
リュウちゃんも、女房殿も伏見稲荷に行くのは初めての体験です。
話に聞いている千本鳥居、どこまで続いているのだろう?
リュウちゃん、神社仏閣は好きで、よく出掛けるのですが、何しろ信仰心ゼロ人間なので、桜や紅葉の名所という信仰以外の見所が無いところ以外は殆ど興味が無いのです。伏見稲荷はいわゆる「紅葉の名所」ではないのですが、今回、伏見稲荷に行ったのは、以下の3の理由です。
(1) 千本鳥居のトンネルを体験したかった。
(2) リュウちゃんの孫ちゃんがいる群馬県沼田市在住のブログ友、「Yuriccyo」さんが11月に京都に旅行に来られて、伏見稲荷に関する素敵なブログを公開された(彼女のブログは以下です)
http://plaza.rakuten.co.jp/yuriccho/diary/201511110000/
(3) 伏見稲荷の最寄り駅がJR奈良線の「東福寺」駅の隣の「稲荷」駅だということを初めて知った(迂闊!)
よし、東福寺の紅葉狩りと伏見稲荷の鳥居のトンネルをダブルで体験しよう!
伏見稲荷にも紅葉はあるだろうし、、、
という次第で、朝9時頃、法隆寺を出発、10時過ぎ、JR稲荷駅到着、
おお、伏見稲荷の大鳥居は駅前にあるのだ!
本殿に上がりました。ここにも紅葉はありましたが、この日はまだ「青紅葉」、残念!
本殿横に、稲荷山の散策図がありました。案内所でいただいた伏見稲荷のパンフレットには、「稲荷山には全長7,5キロと5キロの2つの散策コースがある」と書かれていましたので、そちらにも少し足を延ばしてみました。
冒頭の「千本鳥居」に始まり、鳥居に次ぐ鳥居、
どこまで行っても鳥居は絶えることがない!
伏見稲荷の鳥居、いったい、何基あるのだろう?
この疑問に完璧に答えてくれる凄いサイトを発見!
「伏見稲荷大社のの鳥居の数を数えよう」
http://fleshwords.web.fc2.com/jikken/ji25/ji25_1.htm
このサイト、メチャクチャ面白いので是非最後までご覧下さいね!
結論を書きますと、伏見稲荷の鳥居の総数は2010年時点で3381基、
入口の2列の「千本鳥居」の数は実際には860基だったのだそうです。
散策道の一つを辿りましたところ、鳥居の無い竹藪がありました。
竹藪を抜けた処、及び他の場所にも、「待望の紅葉」を観ることが出来ました。
正午過ぎ、伏見稲荷を出て、京都有数の紅葉の名所「東福寺」まで歩いて行くことにしました。
途中、伏見稲荷門前の参道にある小さいレストランで昼食、
リュウちゃん、例によりまして、ビールを飲もうと思い、若いママシェフに注文しましたところ、「当店はビールはありません」との思いがけない答、
アチャ~、
ビールを飲まない外食は前代未聞!
東福寺までエネルギーが保てるかな?
(以下、「2015年の紅葉狩り(5)~東福寺の紅葉狩り」に続きます)
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<特報>
「めぐみ~愛しい我が娘(こ)」
https://www.youtube.com/watch?v=-kUduy8p-oU
(横田めぐみさん)
この度、北朝鮮拉致被害者の救出を願う「大阪ブルーリボンの会」により、拉致被害者の象徴的存在である横田めぐみさんに関する歌が制作されました。
制作と上記You-Tubeの演奏者はリュウちゃんの出身高校の合唱部の先輩・後輩の皆さまです。曲は、めぐみさんと、お父様の横田滋さんの「心の対話」という形式で作られています。
既にこの映像は横田夫妻に手渡され、政府にも配布されるとのことです。
以下に、リュウちゃんの先輩の中林さんが作った「詞」を掲載します。
「めぐみ~愛しい我が娘(こ)」
(詞):中林葵(まもる)、(曲とピアノ):中瀬あや、
テノール:後久(ごきゅう)義昭、メゾ・ソプラノ:田中千佳子
(テノール) 愛しきめぐみ
おまえが突然いなくなって長い歳月
私たちの苦しみ 嘆き
とうてい語り尽くせない
(メゾソプラノ) 愛するお父さん
私はあなたたちの娘(こ)めぐみ
探し続けてくださって
こころから感謝しています
(テノール) ああめぐみ いとしき娘(こ)
おまえがくれた誕生日プレゼント
大切にいつも胸に入れ 持っている
(メゾソプラノ) 愛するお父さん
与えられた運命は過酷
でもあなたたちの娘(こ)だから
今も強く生きています
(テノール) ああめぐみ 信じてる
想像もつかないほど つらい日々
どうか元気でいてほしい
私たちの宝
(メゾソプラノ) 愛する父母(ちちはは)
懐かしい家に帰りたい
はやくみんなとお会いしたい
待っていてください
(テノール) ああめぐみ 待っている
家族みんなでお前を待っている
この手で抱きしめるまで あきらめない
(テノール・メゾソプラノ二重唱)
爽やかな風が コスモスの花を揺らし
やがてキンモクセイの香りを運んでくる
もう一度 あたたかい絆を取り戻したい
そしてごく普通の人生を生きたいだけ
私たちの愛は 引き離されて強くなった
(あの過ぎた幸せの日々を)
きっとその思いは誰にも消せない
(きっとふたたび取り戻す 誰にも消せない)
愛ある限り
愛ある限り
北朝鮮の横田めぐみさんに、この歌声が届くことを熱望します。
めぐみさんや拉致被害者の皆さまが一刻も早く日本に帰還されることを祈ってやみません。