猫とHidamariで

2006/06/30(金)03:19

『ブレイブ』の原作を読んで・・・

Johnny(88)

『ブレイブ』 新潮文庫 原作 グレゴリー・マクドナルド 訳  安藤 由紀子 主要登場人物 ラファエル・ブラウン・・ネイティヴ・アメリカンの青年 リタ・・・・・・・・・・・・・・ラファエルの妻 リナ・・・・・・・・・・・・・  〃 の長女 マルタ・・・・・・・・・・・・  〃 の次女 フランキー・・・・・・・・・・ 〃 の長男 ニト・・・・・・・・・・・・・・・ 〃 の兄 ルイス・・・・・・・・・・・・・ 〃 の兄 ラファエルの父 ”ママ”・・・・・・・・・・・・・モーガンタウンの住人(リタの母) ニンジャ・・・・・・・・・・・・・  〃 フリード・・・・・・・・・・・・・バーのオーナー ストラトン・・・・・・・・・・・・神父 マッカーシー・・・・・・・・・プロダクション経営者 ラリー・・・・・・・・・・・・・・・マッカーシーの甥 ネタバレ有り(原作読んでない方は注意)             文庫本の裏表紙より 打ち捨てられたネイティヴ・アメリカンのコミュニティ。 貧窮の極みにある家族仲間の為に、ラファエルはある仕事を選んだ。 スナッフ・ムーヴィーに主演すること。 それは一時間にわたって身体を切り刻まれ、殺される模様を撮影させることを意味した。 『殺人方程式』などでMWA賞を2回受賞した名手が問う、真の愛と勇気。 ジョニーデップに初のメガホンを取らせた問題の原作。 映画と原作では、かなり設定、話の内容が違う。 スナッフムーヴィーに出演する契約をするってこと以外は、リタや家族との過ごし方も違う。 夕日のラブシーンは、ありました。これは欠かせないかも・・。 ラファエルの家族・・・映画→子供2人・・原作→3人(3人共まだ幼い、長男はまだ赤ちゃん) 年齢・・・映画→?・・原作では21歳とラファエルがマッカシーに話してる。 犯罪暦・・・映画→何度も犯罪を犯し刑務所に入っている・・原作→酒を飲んで留置所に入れられたことはあるが他の罪状はない 猶予期間・・・映画→7日間・・原作→月曜に契約、木曜のAM11時約束。余りに短い・・・ モーガンタウンの住人は、ごみ投棄場から金に変えられそうな物を拾い、収入源としていた。 そして、殆どの人が仕事もなく、酒を飲んでいてアル中になっている、子供達までもが・・・。 (酒を飲む金が有るなら、他に活用すれば良いのに・・・と思ったが、ここの住人には、そうする事しか時間を過ごす術が無いのだろう・・きっと) (生まれた時から、この様な環境で生活し他の人たちがどの様な暮らしをしているのか知らなければ、それはそれで幸せなのではないのか・・・とも思うが・・??) でもラファエルは、そんな生活から家族を救うため、スナッフムーヴィーに出演することを決める。 栄養状態も悪く、アル中で身体がボロボロになる前に・・・(マッカーシーにあと1年後だったら、使わないといわれた) そこで、どのように撮影するか、事細かにラファエルに説明するマッカーシー。 (これは凄かった・・。気持ちが悪くなるほど残酷・・読むのが挫けそうになった) それでも、引き受けるラファエル・・・ 無知ながらも、一生懸命に金額の交渉をするラファエル。 (2万5千ドルのところを、三万にアップ、して貰った) 契約が成立した後、契約書と銀行口座を開設して貰い、小切手帳、銀行の署名カードも貰った(あとで、リタが銀行からお金を引き出せるように) 前金三百ドルを貰うはずが、マッカーシーの甥のラリーに50ドル取られてしまう。 そのあと、大きな店により子供達へのプレゼント、リタへの洋服、自分のシャツとジーパン、七面鳥を買って帰ろうとするが、万引きしたと疑われ・・・時間をつぶしてしまう・・・ また、バスで帰る途中に、警察が強盗の現場を調査している所を通り過ぎたが、それも大金を持ってるということで疑われ逮捕されてしまう。(酷いと思ったのは、兄のルイスが警察に通報してる) 疑いは晴れたが貴重な一晩を留置所で過ごしてしまう。 そして、最後の日、買ってきた七面鳥と、お酒をモーガンタウンの住人へ振る舞い、 リタと愛し合い、夜に自分の身を清める儀式を川原で行い、 当日出かける前に、ベッドのシーツの下へ、契約書と小切手帳、銀行の署名カードを置いて、バスに乗る。 原作は、現場まで行ってません、進むバスの中からモーガンタウンを眺めてる所で終わってます。 そして最後のページに、契約書が・・!! 読んでいても、はらはらドキドキしジョニーの顔が浮かんできて (ジョニーが演じたラファエルより若いので、ジョニーの顔も演じたラファエルより、若いときのジョニーの顔が浮かんでくる・・うっ!!余計切なくなってくる。) 映画のラストも、エレベーターの閉まる音が胸にずっしりときて、辛かったが・・・・ 原作はもっと辛い、マッカーシーと交わした契約書・・・・で終わっている。 これが↓その契約書 何か、だらだらと、上手くまとめられない・・・(悲) 文章力の乏しさに・・涙・涙 (言い訳・・(笑)時間を見たら 2006/06/30 3:19:12 AM 思考回路が働いてませんでした・・・。なので・・御理解のうえ読んでくださいませませ・・) 重いテーマで気持ちが落ち込んでるので・・ 面白い話を一つ 携帯サイト ハリウッド・チャンネルより ジョニー・デップ、仰天発言!「ジャック・スパロウはゲイかもヨ」 「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップが演じてる人気キャラクター、ジャック・スパロウ船長の性的嗜好を、敢えて曖昧にしたいようだ。 役作りのため、当時の海賊たちについての考察を著したバリー・R・バーグによる研究文献「ソドミー・アンド・ザ・パイレーツ・トラディション(原題)」を読んだジョニーは、その中で、17世紀のカリブの船乗りたちの間で同性愛はよくあることだった、と論じられている点にインスピレーションを受けたらしい。 「僕は、ジャックの性的嗜好を敢えて曖昧にしたいんだ。当時、女性を船に乗せることは悪運を招くと信じられていた。船乗りたちは、何年も男だらけの環境で航海を続けていたんだ。一人寝は寂しいものさ。一人、又一人と、同性愛に走ったって何の不思議もないだろう」と語るジョニー。 そう言われると、ハア・・としか言いようがないが・・・はッ!!てことは、ジャック船長は、オーリー演じる麗しいウィルに目をつけていないわけがない!? 以上[今日のハルウッドニュース]より全文を、載せてみました。

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