昼夜交代勤務の"キケン"
そんなこといっても、お給料いいし、公共機関も利用できるし...でも、病気にはなりたくない...よくばりなのか?【昼夜交代勤務、前立腺がん3.5倍に 心疾患死亡も2.8倍】24時間操業の工場や鉄道、ホテルなどの交代制職場で働く男性は、主に昼間働く日勤職場の男性に比べ、・前立腺がんになる危険性が3.5倍、・心疾患(心筋梗塞など)で死亡する危険性が2.8倍高いことが、文部科学省が補助する大規模疫学研究(運営委員長・玉腰暁子名古屋大助教授)の分析で分かった。不規則な勤務による体内時計の乱れが関与していると考えられ、心疾患は血圧上昇やストレスも原因とみられる。厚生労働省の調査では、22時以降の深夜業に従事する労働者がいる事業所は2割に上り、うち半数が交代勤務を導入。研究者らは、「前立腺がん検診の導入や、循環器病の 危険因子を持っている人の適正配置など、 労働管理の在り方を考えるべきだ」と話している。一般の人を追跡する大規模疫学調査で交代勤務の健康影響を示した研究は少なく、前立腺がんの報告は世界初という。'88年から'99年にかけて健康状態を追跡した全国約11万人のデータを利用。産業医大臨床疫学教室の久保達彦医師らは、がん罹患(りかん)調査が行われた地域の男性労働者約16,000人(40-79歳)を分析した。55人に前立腺がんが新たに見つかり、年齢などを統計的に調整した結果、交代勤務者は、日勤者に比べ前立腺がんになる危険性が3.5倍と判明。福岡労働衛生研究所の藤野善久医師が、40-59歳の男性約18,000人を分析したところ、心疾患による死亡の危険性は2.8倍と判明。循環器(脳、心臓など)病の危険因子を持っている場合は危険性はさらに高まり、・高血圧だと6.5倍・喫煙者は3.1倍・習慣的飲酒者は3.6倍・肥満(体格指数「BMI」25以上)は6.1倍。■体内時計と交代制勤務体内時計は、・睡眠や血圧・体温の変動・ホルモン分泌、など生理機能のリズムをつくり出し、生体内の朝、昼、夜をコントロールする。脳の中心部にある細胞が時計のように時を刻みリズムを管理。交代勤務などで深夜まで強い光を浴びると、体内時計は乱れると考えられ、不眠症やうつ、乳がんなどになる危険性を増やす要因になることが分かっている。(from「SANKEI.COM」)だそうです。世の中のニーズに応えるべく進化してきたサービス体制や生産体制。それによる恩恵は大きいんだが...自分の勤める会社で、30代で天に召された人去年、3人ぐらいいたかな。指摘されて1年半、今回、急激な悪化を見せ始めた肝臓。「自覚症状なし=いとも簡単に回復できる」きっと今がいいチャンスだろう。イタくもカユクもないで自分のカラダをほったらかしのアナタ!またはアナタの家族!ダイジョウブ?