2009/12/19(土)08:56
一人二役
「きょうはあったかいものが食べたい!」
「じゃあ、シチューを作ろうか」
「やった~」きょうも1日寒かったですし、大先生のリクエストに応え、夕飯はシチュー。私が料理をしている間、大先生には宿題をしていてもらいます。「ワカちゃん、じゃましないでよ~」
「あっち行って、シッシッ」ふと見ると、大先生が鉛筆を振り回して追い払っていました。「ダイちゃん! 鉛筆で目を突いたらどうるすの! ワカちゃんがそのせいで、一生目が見えなくなることだってあるんだよ!」
「でも、ワカちゃんが…」
「でももなにもない! 危ないものは危ないんだから、絶対にするんじゃない!」危険なことは議論の余地なし。思いっきり雷を落としました。すると、大先生の目から大粒の涙が流れ出します。「はやくしゅくだい、やってしまいなさい!」
「ワカちゃんはだまってなさい!」一方的に大先生が悪いわけでないですし、この状況で妹に茶々を入れられると頭にくることでしょう。ということで、若先生も雷で一喝。「だっこ~。だっこで食べる」泣きだした大先生は、赤ちゃんになってしまい、食事は私の膝の上。スプーンで口にシチューを運んであげました。雷おやじのあとは、優しい母の代役。娘たちにとっては、いろいろな親の役割が必要なのでしょう。