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カテゴリ:賢く生きるために
「北風と太陽」 あるとき、北風と太陽が、力くらべをしようとする。 そこで、ちょうどそこを通りがった旅人の上着を脱がせるという勝負をする。 まず北風が旅人の服を吹き飛ばそうとするが、旅人は上着を強く押さえ、脱がすことはできなかった。 次に太陽が旅人を照りつけると、暑さに耐えきれず、旅人は自ら服を脱いだ。 勝負は、太陽の勝ちとなった。 「山本五十六の名言」 やってみせ いって聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ (※山本五十六は、留学経験もある大日本帝国海軍の軍人で、59歳で戦死。) 組織となると、自分の思い云々はともかく、人に動いてもらわないことには、始まらないのです。 自分の口からそれを伝えるとなると、ただただストレートに「ああせい、こうせい」言うだけでは、ままなりません。 一番最悪なのが、恐怖政治で、「誰々に怒られるから」「ここにいたければ、そうするのが身のためだ」「わたしもこんなことは言いたくないが、これは決まったことなんだ」みたいなやり方。 それから、「頼む、私に免じてやってくれ」「やってくれないと困るんだ」というお願い型。相手に貸しを作ったと思われてしまいます。 だからと言って、喧嘩になっては、一番元も子もないのです。 「北風と太陽」の太陽のように、相手が自分で決めて、自分でそうしたように、うまく誘導するのは、骨が折れます。山本五十六の名言のように。今風に言うと「アサーティブ」っていうのでしょうか。 しかし、信頼を損なうよりは、そのような行動を積み重ねた方が、長い目で見れば、一番労力が少なくてすむと思います。 とにかく、自分だって、いつもイヤイヤやるのは、無駄にストレス溜まるし、エネルギー消耗します。 だから、機嫌よく、楽しく、気持ちよくなるように工夫して、勤しむのです。 今日も、明日も、明後日も。 【山本五十六 色紙「やってみせ」】名言 ROOMはじめました。大人の『おみせやさんごっこ』楽しいですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.10 06:00:04
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