ブルーの部屋

　素人からすると、なんとも頼りない菅総理の会見だ。今となっては何の役にも立たない「緊急事態宣言」を拡大するだけ。

　そもそも、日本国憲法には国民の私権を制限する条文・条項がないので、諸外国が実施している強制力を伴うロックダウンなどは不可能。付け焼き刃の法律なんかを制定した日には、憲法違反の訴訟を受け撃沈することが目に見えている。

　３ヶ月以内に実施される衆議院議員選挙を目前にして、菅総理がすべきことは緊急事態宣言の拡大では断じてない。Covid19に対する適切な治療薬が年末から来年にかけて薬事承認される見通しが出てきた現在、すべきことは緊急事態宣言の解除時期目標の提示だ。ワクチン接種をCovid19対策としている日本なので、たとえば、接種率が全国民の六割に達すればCovid19に対する集団免疫が取得できたと考えられるので、緊急事態宣言等は全て解除するとか。全国民に分かりやすく、かつ力強い目標を示すことが肝要かと。それができないのであれば、さっさと辞任して欲しい。