読書:ああ正負の法則
■今日の一冊今日の一冊はこちらああ正負の法則著者: 美輪明宏 出版社:パルコ出版局ISBN:4891946458サイズ:単行本 / 187p 発行年月: 2002年 04月 本体価格:1,500円 (税込:1,575円)この地球には、“世にも恐ろしい法則”があります。この本は、その“法則”を理解し、“生活”に取り入れて、上手に生きていくための“人生のカンニングペーパー”です。 【目次】 第1章 自分自身の“正”と“負”を知る(あなた自身の“正”と“負”/“正”と“負”は必ずある ほか)/第2章 私の“正負の法則”(戦前の生活/人生の裏街道を見ながら ほか)/第3章 “正負の法則”を生活に活かす(商売上のこと/食生活は人間の基本 ほか)/第4章 すべてを手に入れてしまったら(金ピカの刑務所/王たちには自由がない ほか)/第5章 登りつめたら下るだけ(栄枯盛衰は世の常、盛者必衰の理あり/ジュリアス・シーザーの頃から ほか)ここ数週間、美輪明宏さまのテレビ露出多くないですか?ふだんテレビ見ない人なんですけど、美輪明宏と雅-miyavi-は一生懸命チェックしてます…。今日も「ジャッジ」に出てました。曰く「建築家は灰色の美しくない、ビルばかり建てるな! お墓のようなビルばかりたてるから、犯罪がふさわしい町並みになって、犯罪が似合う街になるのだ!」曰く「スラムファッション(破れたジーンズとか)や、娼婦ファッションしか知らない、今の若い人は気の毒だ。そんな恰好は、外国では、知的で中産階級以上のまともなひとはしていない。そういう、犯罪の似合う恰好をしているから、犯罪を起こすのだ!」などなど…。美輪ファンのわたくしとしては、いつも著書や講演などで聴いてる話だったので…。でも、渋谷にあのど黄色頭とピンクの衣装で練り歩いて、ヤマンバファッションの高校生に話しかけて「なぜそんな恰好をしているの?」「わたくしはちっともいいとは思えない」などと意見しているのが面白かった…。先週も「受けたい授業」(?)の番組で、「正負の法則」について講義していて、その余波でか、楽天ブックスでも、この「正負の法則」が売れている模様。かんたんに言っちゃうと、人生いいこともあれば、悪いこともある。悪いことばかりおこっても、くさらずに「次こそいいことがあるさ」と希望を持って、あるいは、いいことばかり起こっても天狗にならずに、気を引き締めて、やがて起こる悪いことに備える、というのが生きるときの心構えとして重要ですよ。みたいな。ほかにもいろいろとあるけれども。ほんとうは、昔はこういうことは、親やまわりの大人が自然に教えてくれたようなことなのだけれど、最近では、そういう基本的なところの教育がまったくなされなくなったので、ということで。わかりやすいことばで書いてあってなかなかよいです。一度は読んでみてもいいかも。基本的に、美輪明宏さまの本は全部買うことにしてるので。個人的には、読者の相談に、毒舌解答している「強く生きるために (主婦と生活社)」とかも面白いと思います。(笑)★★その他の美輪明宏さまの書籍はこちらから★★人気ブログランキング:↑日記が面白かった日には、一日1クリックお願いします