チョビ家のトリセツ

さすがに深夜の見回りには
毎度毎度、起きちゃうんだよね～

しかも、たくさんのリードにからまるトワゴン。
寝汗をふきふき。  寝ぞうは最悪。
サチュエーションの値が下がり、
その都度、看護士さんが慌てて来るしで

パパは「いっぱい寝てんじゃないの～」って言うが
寝不足だっちゅーの・・・

ちなみに、
サチュエーションとは・・・
血中の酸素濃度を測る機械で、
トワゴンの場合、
扁桃腺が大きい為に無呼吸になるんです

短くて３秒、長くて６秒くらい・・・

通常なら[９７]が
トワゴンは[８３]まで下がる

無呼吸状態の時に、値が下がり
ナースステーションでピロピロ～
いつもの事なので、あまり気にもしなかったけど、
やっぱりマズイことなのよね

ココからが、トワゴンワールド

深夜３時頃、
ムクッと起きたトワゴン。

「とりさんがね・・・」
「パパのおむかえは・・・」

バタンっ！　

そして朝、久しぶりのおねしょ
何だかいろんな夢を見たようだね

今日は防災訓練の日。
市の放送が聞こえて、
「とわ、サイレンだよ！逃げなきゃ」
って言ったら
「いまね、テレビみてんの～あとで！」と言われた。

まったく、あんたって子は

今日はパパが午前中に来てくれたので、
１０：２０頃から交代でお家に帰りました♪

チョビのちょー熱烈な歓迎を受けて、
簡単な家事を済ませ、お風呂に入り
寂しい思いをさせちゃったチョビと
しばし遊んで、必要なものを持って
病院へ向かいながらお買い物。

約3時間のシャバの空気でした
パパありがとう

午後から、脳波の検査。

測定中、じっとしていられるかが問題！
出来なければ、強制睡眠薬を使うことになる。

ではトワゴン、練習です


「頭も手も足も動かしちゃダメだからね～」
「はい、わかりました♪」

「ほんとかな～。あっ、パパだ！」
「えっ！ ドコ?(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)ドコ?」
「あ～ぁ、動いちゃった～」
「ちがうよ！ちがうよ！」

何度も引っかかるトワゴン。
引っかからずじっと出来たりもしたけど、

看護士「薬飲もっか」

オレンジ色の液体をグビグビ・・・
数分後、看護士さんがきたけど、
眠気なんてどこへやら。（￣д￣）ｼﾗｰ

まったく眠る気配のないトワゴンに、
更なる秘薬が登場！！

それは・・・　ザ・ヤ・ク
ぶしゅっ

「いたーい！」「やめてー！」
「だれかたすけてー！」
「ばくだんだぁ～！！」

格闘すること２０分・・・
看護士「入った♪」

すると今度は、
「う◎ちでるよぉ～！」
「トイレいきたいー！」

「ごめんね、いまはダメなの。
我慢したらご褒美あげるから頑張って！」

「う～ん、チョコ」
・
・
・
「もうだめ～！」と部屋から出て
看護士さんを捕まえ抱っこされてトイレへ。

「いそいでくださーい！」

緊急事態にも敬語なのね

ようやく脳波検査室・・・

「ママ、かえっていーよ～」
「なんで？」
「みんながいるからだいじょうぶ」

お姉さんばかりだったからか？
このプレイボーイが！

すべての装着が終わり、
お部屋が涼しくて気持ち良かったのか
スーっと寝てしまった♪

その姿を見てママは反省した

お店のトイレで倒れた時、
意識を失うまで、目がぐるぐる回って
「とわくんが、死んじゃうよぉ～」って言った時、
とっても怖かったんだろうなぁ・・・

それが今はお薬でスーっと眠らされて・・・
睡魔と意識を失うとじゃ、大違いなんだよね
もっと親身になってあげなきゃ

１８：１５　病室に戻ってきたけど
もちろん爆睡中・・・


お薬を飲ませるため、
可哀そうだが２１：３０頃に叩き起こすも、
ぐにゃぐにゃ状態ﾑﾘﾀﾞﾛｰ

薬で眠らされたトワゴン。
そう簡単には起きっこない・・・

それでも何とか２２時にお薬を飲んで
パンを一個完食して、
すぐさま夢の中へ戻っていったトワゴン

吐くんじゃないかと気になって
また今夜も眠れなかったよ

でも胸に着いていたコードがなくなった分、
寝やすくはなったかな♪

明日は耳鼻科の診察。
扁桃腺の手術日を決めなきゃね