熱帯香粧館

2004/06/04(金)22:06

泣き濡れて&憂さ晴らしの新作掲載

…姐やんは悲しいよ。 何が悲しいかって、今日シロキヤで、愛する故景山民夫ちゃんの遺作「仰天旅行」と、敬愛し捲り倒している宮尾登美子先生の「宮尾本太平記」一巻二巻の、美々しい装丁ハードカバーの本に巡り逢えたのね。 思わず泣きそうなほど嬉しくて、思わず本を手にとって撫でさする。 でも古本なのに、一冊9、99$もしたのよ。 お安いのね?それはお安いお値段なのね? でも姐やんは、おこづかいをコスメに使い果たしてしまったので、三冊分約30$のオゼゼの工面ができなかったのよ。 大ッ嫌いよ貧乏なんかっ。 きーーーっ!! と、シロキヤの店内を流れる「仮面ライダーV3」の主題歌を、ソラで歌える自分が悲しかったし。 ちーちよー。はーはよー。い、も、う、とよー!って。(ハワイでは、キカイダーの次は仮面ライダーかよ。次回は超人バロムワンとかだな。けっ。)←と、こんなふうに根性までやさぐれる次第です。 「…た、民夫ちゃんっ!ごめんねっ!いつかお金持ちになったら、買いに飛んで来るからねっ…!」って、心の中で泣きながら本に謝る私であった。 「…み、宮尾先生っ!いつか出世が叶った暁には、全巻ドーン!と揃えて、家宝とさせていただきますっ…!」 って。 かーっ! シロキヤでベソかいちまったでっ! で、本日から再び改装オープンになったシロキヤビュッフェで、悲しみのあまりばくばく食べてしまったし。 ああお願い。姐やんがお金持ちになるまで、誰もあの本を奪ってゆかないで。(←勝手) 日本語書籍は貴重なのようようようよう! で、悲しみを克服するために、女性向け官能小説のお部屋の扉、新作開けてみましたから。 二年くらい前に書いたやつかなこれ? タイトルはね、「夜繚乱甘露茉莉花  NIGHT BLOOMING SWEET JASMINE」っていうのよ。 あまりに長編なもので、第一章だけひとまず掲載しちゃうわよ。 姐やんPCポンだから、載せるまでえらい時間くって、腱鞘炎悪化しちゃうじゃんか。 いでででで。指も肘も心も痛いわ。(笑) 不定期に載っけていくからね。 身内愛人友人知人、18歳未満はレッドカードよ。 一冊9、99$か。 マックのネイルラッカー買えるんだよな。 本か、コスメか。 例えばジョージクルーニィと、ベニチオデルトロに口説かれて、どっちに転ぶか悩むのと同レベルの難題だ。 相方に、買って!と甘えられない私が、孤高のヒトに見えないか? ……… ああ、民夫ちゃんごめんね。遺作がなかなか読めなくて。私を許して。心から合掌。チーン!

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る