メンターからの贈り物
私には15年前からアドバイスを頂いているメンターがいます。 お二人共に各分野で発展・繁栄をし続けている素晴らしい方々です。そのお一人のメンターH氏から、ある月刊誌の1年間購読権利をプレゼントしていただきました。H氏は定期的に大阪リッツ・カールトンHに宿泊しそのホスピタリティを研究しご自分のビジネスで本物のサービスを探求している方です。『歩く喜び創り』といわれるほどのオーラを放つ方です。季節の手創りカードに暖かいメッセージの添えてあるそのカードにこころから感動いたしましたその月刊誌とは『致知』という経営者必読の生きた『人生論』の宝庫の雑誌です。こんな素晴らしいおことばが載っていましたのでご紹介します。■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■私はかねてより「成人」という言葉にはふたつの意味があると言ってまいりました。一つは「大人おとな」であり、もう一つは「人と成る」という意味の「大人」です。「大人」は特別に努力をしないでも、日を重ね二十歳になれば、みんな大人になります。しかし、「人と成る」というのはその人の努力によって成されるという事です。その「人と成る」ための学問には二面ある。一つは徳性を養う学問であり、もう一つは知能・技能を育てる学問です。前者を「人間学」といい、後者を「時務学」といいます。『致知』は二十八年、一貫して人の長所に光を当て、徳性を育てる「人間学」を追求して今日に至っています。こういう雑誌は現代甚だ稀で、私自身、九十歳をこえ、なお自主購読し『致知』から多くの学びを得ています。BY 論語普及会学監 伊興田氏■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■・■表面的には社会貢献といいながらも、成功を早めたいばかりが優先してしまいいつの間にか「時務学」(スキル・テクニック)ばかりを探求する若手起業家が多くなっているような気がします。私も、若手女性起業家として「人間力」を磨き地に足の着いた実の伴う本物の起業家を目指してゆこうと思う2006年の秋です。