ただいま~(^^)/
きのう、無事退院してきました。ちょっと早めの退院なので、くれぐれも次回の診察まではムリをしないようにと言われてるので、今日はおとなしくしています。今日は、入院中の記録を綴ってみたいとおもいます。手術前日私のデザインは、エキスパンダーの時も、男前でクールな女医の高野先生にしていただきました。今回も高野先生がデザインをしてくださいました。夜遅くに駆けつけてくださり、マジックで胸に線が入っていくうちに、いよいよなんだわーって、なんかドキドキ、その夜は、あまりよく眠れませんでした。手術当日朝から水分禁止、食事は前日まで。緊張の中、術着に着替えたのだけど、下剤のせいで、何度もトイレ通いで、なかなかT字帯がつけられませんでした術前の点滴をしようと針をさすのたけど、採血では、一度も苦労したこと無い私も、術中いつでも輸血に対応できるようにと少し太い針だったので、なかなか入らず、3人の看護士さんでもダメで、手術室で、麻酔医によって点滴する事に決定。なんせ、長い手術だし、主人に来てもらっても、朝はエレベーターに乗るところまでなので、父母も主人にも、来なくていいと言ってありました。主人と息子は、手術の終わる前に来てもらう約束にしてありました。手術室につき、手術台に乗り、高野先生にはご挨拶したものの、麻酔医の先生が、麻酔効いているほうが、血管が広がって、点滴の針が入りやすいし、痛くないので麻酔しま~す。と、酸素マスクのようなものを口に当てられ、「あ、佐武先生にご挨拶してなかったわーーー。」なんて思ってるうちに、深い眠りにこの時が午前九時半頃でした。次に気が付いたのは、ICU。息子と、主人と佐武先生がいて、「予定通り、すべて計画してたとおりに出来ましたよ~。」と、いつものニコニコ先生。わーーー、わーーーー、終わったんだーよかったーー。「痛いトコある」と聞かれて、「足、足、あしーー。」と言ったら、一番痛いのが足ですか~と高野先生に笑われちゃった。でも、その笑顔みて、なんかとっても安心したなー。左の足の小指の下の外側が物凄く痛く、シップをしてもらったのだけど、なぜにここが痛いのか、不思議に思って聞いてみたら、体を固定する際に、板に当たって痛くなったらしいとのこと。その時の時間が夜の8時。かなり長い手術だったのね~ICU術後すぐから、かなり血圧が下がり、70を切ると何度も血圧の測りなおしさすがに、それだけ低いと、ずっとうつらうつらと、寝ているような起きているようなぼんやりとした気分でした。なんとか70台をキープし始めて一安心だけど、まだまだ低すぎる血圧はずっとつづいてました。術後から3日目の朝まで、ICUにいました。マリナさんはTV付きの個室ICUだったらしいけど、私は混んでて、TVは無し。時間が長く感じました。術後の次の日の朝は、食べる気満々だったけど、いざとなるとムリポーさんはやはり、超人ですわー。でも、何か食べなくちゃここから出られなくなるかも。なんて思い、昼はおにぎりを頑張って2つ食べましたでも、飲み込むものの、横になっているものだから、なかなかお腹に入っていかないような感覚で、食べるのも大変でした。さすがに、3日目になると意識もはっきりしてきて、個室を用意してくれ、移動しました。個室安静、3日目から6日目個室移動する頃には血圧も80くらいに安定、土曜日には、少しベッドの頭を上げてもらったら、くら~っとお昼頃、カワイイお嬢様とご一緒にうきふねさんがいらっしゃいました。寝たきりの状態だったので、ちょっと恥ずかしかったナー。水曜日に手術したのだから、土曜日には、もう歩けるものと思ってたら、ダメとの事。「起きる~歩く~大丈夫だからーー」と懇願する私に、「そんなにクラクラしてたら、ダメでしょ。まだまだですっ」高野先生が鬼に見えたわー食事もあまりすすまず、寝たきりなので、肩と首が痛かったけど、少し座れるようになっただけで、かなり楽になりました。「何でもいいから、食べたいものをご主人にでも持って来てもらって。」と先生に言われ、主人が前の夜に作ったというカレーをタッパーに入れて持って来てもらいました。なんとか、それを食べたら、なんとなーく元気になってきました。土曜の夕方には、尿管を付けたまま、ゆっくりトイレまで歩行練習。起きて初めて虫垂炎のあたりがかなり痛い事に気づきました(気づくの遅いし)あれれ咳ができないくらい痛いのは、このせいだったのね。でもなんで高野先生の説明だと、虫垂炎のあたりの皮弁を使う際、使える血管が、筋肉にもぐり込んでいたので、少しだけメスをいれ、血管を取り出したとの事。ちょっとだけでも、筋肉に触れると、こんなに痛いのだから、脂肪のみを使う、この手術はいかに体に優しい手術なんだなーと実感後日の佐武先生のお話だと、縫ってあるので筋肉の修復には三週間くらいはかかるらしい。退院の頃には、咳をすると筋肉痛?くらいの痛さに軽減、今日になると、そんなに痛みません。あ、もちろん、ほんのちょっとでも、筋肉にメスを入れるのは、めったにない事だそうです。たまたま、私の場合、いい血管を取るために行った処置だそうですので、通常は、ほとんどドナーの腹部は痛みは無いそうです。日曜に尿管を取ってもらうと、なかりの前傾姿勢だけどガラガラ点滴を引きながらトイレにも行けるように寝てると首が痛いけど、起きていると腰が痛いどっちもツライわー。ただ、個室でよかったと思ったのは、歩けるようになって、鏡の前で術後の身体をじっくり見ることが出来たこと。はじめて見た自分の胸は、平べったいけど、よく出来てた。バランスもバッチリすごいなーーすごいなーーとカンゲキしちゃった触ってみると、術後すぐより、少しずつ柔らかくなってきているの。温かい、柔らかい自分の胸になってきてるのがとても嬉しかったです柔らかくなってくる時間には、個人差があるそうです。私はちょっと早く表面は柔らかくなってきたけど、まだまだ奥は固く、これがすべて柔らかくなったら、少し下垂して、きっと健側とソックリな乳房になりそうです。大部屋移動、6日目~退院まで月曜日には、元々の大部屋に移動。この頃には、かなり元気になってました。最後の点滴を終え、自己血を戻すと、目がチカチカ。なんか、あまり自分の血には自信がないから、戻さなくてもいいんだけどなぁコレステロール高いしさー。あ、採血の前の晩、ジンギスカン食べたっけー、なんて思っちゃった。この日からは、父母が来た後、たくさんの方がお見舞いにいらしてくださいました。ほんとうに、カンゲキです。忙しい中駆けつけてくださった方、思いもかけずいらしていただいた方、お見舞いには来れないけど、と、励ましのメールをくださった方、外来の時、集まってくれた、たくさんの仲間。ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました今日から、しばらくはいただいたお見舞いのおかげで、リッチなティータイムを過ごせそうです