出産8月14日予定日(13日)は何事も無く過ぎました。 多少…みにぃの食欲が無くなったって感じだけでした。 そして翌日(14日) 午後3時ぐらいから…パパ製作の産箱(ハンズでわざわざ綺麗な ダンボール買ってきた(笑))の中でタオルや箱の壁をガリガリ やり始めました。 これは…犬の陣痛行動か!!(本で読みました) ただひたすら…家族で見守ります。 途中でネットで潮の満ち潮の時間を検索。。 (やはり犬もそうなのかと…) 午後5時半ぐらいでした。 その次は夜中。 夜中はキツイなぁ (というか…私達は興奮気味なのでOKですが、獣医様は起きててくれるんだろか?(笑)) などと思っていましたら…やはり5時半を過ぎました。 獣医様に電話をします。 「たぶん…陣痛が来てると思うんですが…」 「ああそうですね。もうすぐですよ。産むときは横になりますからね」 「はい。わかりました」 一旦、パパと交代。 キッチンに行って…うろうろしていましたら… パパがそろそろと静かに…キッチンへ。 「生まれた」(小声で) は----? 「ふと気付いたら、赤い丸いものが下にあったんだよ」 は----? って事は、みにぃちゃんは…立ったまま産んじゃったの?? 急いでゲージに近づくと…やはり赤い丸いものがっ。 みにぃがペロペロ舐めています。 羊膜はまだ破れていません。 これは…破らねば。 ↑ そのままにして死んでしまった話を聞いた 食品工場で使う、薄い使い捨て手袋をはめます。 指でゆっくり羊膜を破ります。 子犬の腕が動きました。 大丈夫。生きてる。 そのまま…胎盤を食べ終わった、みにぃに舐めさせます。 みにぃは、器用にへその緒も歯で引っ張り噛み切ります。 「み-」 子犬が鳴きました。 手足をパタパタさせています。 「ほ----」一同に安堵の溜息がもれます(笑) 私とパパで…へその緒の処理をします。 可愛い~。あ。女の子。←この時まで気にしてませんでした(笑) 和やかな雰囲気で時間が過ぎます。 … … ふと。気付くと…みにぃが遠くにいて…子犬に近づきません。 子育て拒否か!! 獣医様に電話をします。 「あ-それは、奥さん達がいじり過ぎましたね。親犬にまかせた方がいいんですよ」 「わかりました。次でうまくやります」 色々あるのね。助産婦頑張ります。 無理矢理、みにぃを横にして、おっぱいをあげてみます。 最初は抵抗していた、みにぃもその気になってきたらしく おとなしくなりました。 母性本能が目覚めたか…(汗 落ち着いたところで…パパとムスメが[子犬育て箱]作成の為 ムスメ部屋に行きました。 ふと気付くと… 一定の時間で…ゆっくりとみにぃのカラダが上下します。 あれ? 頭が見えてるがなっ! 次の子です。 みにぃがまた…立ち上がって産んじゃったら… 先ほど生まれたこの子は?? 次に生まれてくる子だって… 受け止めなきゃいけないし。←多少パニック中 咄嗟に子犬を両手で持ち、ムスメの部屋に走りました。 「ひとりで作りなさいよ!それぐらいっ!」 パパにガーガー怒りながら戻ると… ああっ!! もう産まれとる!! ←助産婦の意味無し ガーン。。。(泣 今度は羊膜だけ…指先で破り子犬の呼吸を確認し、あとはみにぃにまかせました。 うまくいきました。 キチンと子犬の面倒をみて、おっぱいをあげています。 そこへ先ほどの長女をすべりこませます(笑) 成功です。ちゃんとお母さんやっています。 ふ---あと一匹。 あっ!!!…そこでふと気付きました。 デジカメも…ビデオもほったらかしだった事に(笑) 最後の一匹は…ビデオにちゃんと産まれるところも撮り、 わたくしも助産婦らしき事をし、デジカメ画像もいっぱい撮りました。 3匹めで…やっとお産に立ち会ったという感じでした(笑) こんなに大変でしたが… いえ、今考えれば…まわりで騒いでいただけですが(笑) やはり、いい経験だったと思います。 とても感動の一瞬でした。 子犬は…当然目も見えず客観的に見れば… 可愛いとは見えませんが(笑) 本気で愛しく…可愛くて可愛くて仕方がなく感じられました。 繁殖については… 今回はうまくいきましたが…みにぃの犬種では、不幸な結果も多いと聞きます。 それでも、もっと経験したい。 それから血統やブリーティングの勉強も、もっとしたい… そう思えるみにぃの出産でした。 |