一点の曇りも無い
夏空---------------------Nikon D90Nikkor24-55mm空を見上げると 一点の曇りも無い滔滔と闇にまぎれていく深蒼の空潔く わだかまった煩わしさが無い何も無いこと 空っぽなことやがては 明暗様々な色に侵される同じものの一つが異物と変化するやがて湿った上昇気流が入り込み大きな積乱雲が夏の空を覆うだろう日照りとゲリラ豪雨と熱中症「ふつーに生きたかった」と母は言ったが家族を普通に幸せに生活させてはくれなかった。たまには、誰にでも空っぽの空が必要だ。思い通りに行かないことがあったって少しだけ誰かを思いやる気持ちがあれば段々と、穏やかな 空色に染まっていくだろう空お見上げると 一点の曇りも無いできることなら、このままでいたいものだ傷つき傷つけあう荒れた空にならないように------------------------------------------------------本当に真夏日になってしまいました。しかも、その温度は半端じゃない。昔、35℃とか38度なんてありました?地球温暖化は確実に進んでいますね。今、銀タテは母親の問題があって家を出てますが、週に1度は、母親の好物(甘味物や漬物)もって遅い仕事を終えてから訪ねています。ところが、その行為は母親は当たり前と思うのか子供(私)の前で自分が結婚して以来「不幸だった」と言います。何故かと聞くと、「自分の勤めた(郵便局)の給料をとられた」とか「奴隷のような扱いだった」と平気な顔で言います。3、4歳から物心ついて両親を見ているけれどDVや冷酷な状態があったようには感じられなかった。多分、自分が大変苦労して生きてきたと主張したいのだろうけど、それを、血を分けた息子として聞くに堪えませんでした。夫も子供も愛しているとは言えない言葉。それを問いただすと、「忙しかったから、そんな暇が無かった」愛情とは、暇に左右されるほど優先順位の低いものだろうか。母の猜疑心とヒステリーで我が家を追い出された。あれから1年たったが、母はキレイに忘れており、誰か(出て行った私たち)のせいだと内心思っている気がある。事実は彼女の中で、都合よく曲げられ彼女の事実になる。我々の生活の苦痛など彼女にとっては、なんの心配事でもない。1週間に1度訪れた時も、私たちの様子を伺う言葉はほとんど無く詩吟(自分のやってる)の問題や、自分のやってる宗教やご近所の自分に関係のある話を2時間ぐらい聞いて帰る。車を夜の闇に進めて、大きなため息が出てしまう。それでも、血を分けた母親を投げ捨ててしまうことは出来ない。子供の頃、共働きで鍵っ子で、そのうえ一人っ子で寂しかった。おやつが無くお腹が空いて自分でおにぎりを作って食べたが夕ご飯がが足りないとすごい剣幕で怒られた、小学1年でした。サーカスに連れて行ってあげると言うのに喜んだが、結局自分で国鉄に乗り(幼稚園児はタダ)テントまで行った母は直ぐそばの郵便局に勤めていて、結局入場券を買ってくれただけ夫婦喧嘩をした時、決まって夢前川の国鉄の踏み切りまで行きまだ小学低学年の僕に「あんな酷い男は無い死んでやる」と言い僕は泣いて引っ張って帰るのだが、心がその言葉に傷ついた。母は、僕が楽しみにしていた父兄参観や三者面談をよくドタキャン「休めないから」と言ったが、今でも、自分の通うカルチャー教室の掃除当番はすぐにドタキャンしている。今になって現実がわかる。父が死に大学に行ったとき、真っ先にアルバイトを始めた。それでも母は少ない給料から5万円を仕送りしてくれた。それでも、1ヶ月の生活費・家賃に足りなかったが、とても感謝した。しかしそれも、月10万仕送りしたことに母の中で変化しており年20万の授業料も本題もすべて自分がしたことになっている。アルバイトの安い金でやりくりした自分自身が一番分かっているのに結婚し、妻が持ってきた軽四のミラをほとんど母が乗りつぶした。さすがに悪いと思ったのか次の軽四は母が買ってくれたが、あれから軽を2台、普通車を4台乗り換えたが、すべて自分が買ってやったと家族にも言うし、ご近所にも言っているらしい。この分だと、今乗っている380万のエリシオンも1年も経たないうちに母が自分で買ったことにしてしまうのだろう。金を出せば偉い親と思っているところは今も昔も変わらない。その一方で、妻の実家への中元歳暮のやり取りを止めてしまった。この人の考える常識とは一体何なのだろう、80歳を迎える身でいながらお金も要らない、何なら家も差し上げる。ただ親の穏やかな愛が欲しかった。それでも僕は、失意に満ちながらも、漬物を買い、重い体で母を訪ねるのだろう。こんな状態でも、何の徳も無いとしても僕は、賭けねなく母親として愛している。たとえ無償に愛されていなくても。--------------------------------------------------------------