YORI'S CAFE

2008/04/14(月)10:04

デュラン・デュランを歌うロブ・ハルフォード

Music/Movie/Play/Art(131)

オンデンさんちでちょっと書き込みしたのですが、バンドの話を。僕は以前バンドをやっていました。以前と言うのは、今は休止しているからです。バンド自体は存在しています。僕とリッチーとハルスィとドラムです。どんな曲をやるかというと・・・オジーとかサバスとかジューダス・・・も勿論やるのですがメインはストレイ・キャッツやジミヘンなんです。しかしレパートリーの中にはデュラン・デュランが!僕とハルスィはデュラン世代ですので。リッチーもデュランは好きです。 さてしかしデュラン・デュランはニック・ローズと言うキーボード・プレイヤーがいて、デュランの曲では重要なパートを占めています。ウチのバンドにはキーボードがいないです。オーウ、困りました。ある日リッチーが「デュランからキーボード抜いてしまえばいいんだよ。もとからアンディ・テイラーは目立ってないしオレがキーボードとギターのパートの特徴的なところをなんとかギター1本でやるから」などとどえらいことを言いました。僕が「そんなんアカンやろ」と言おうとしたらハルスィが「やろう!やりたい!オレ、ジョン・テイラーやる。」と言うではないか!それで曲を選びました。絶対ダメなのは「セイヴ・ア・プレイヤー」とか「ザ・ショーファー」みたいなキーボード中心の曲。まあ・・・元からそういう静かなのはやらないけど。結局決まったのは、以下の6曲。 Is there something I should know? Rio The Reflex New Religion Union Of The Snake Hungry Like The Wolf ライブはオープニングにPlease, please, tell me now!のアカペラで始めました。あとで反省会をしようと思ってビデオを見てみると、そのアカペラの部分が終わると暗かったステージに照明がピカーと光って全員が写るのですが・・・。アロハシャツにカンカン帽かぶったベースのハルスィ(ベースはちゃんとアリアのジョン・テイラーモデル)、フィンガー5のような格好をしたギターのリッチー、工事現場のお兄ちゃんのようなドラム、そしてステージ中央にはオールレザーに身を包み、鋲つきリストバンドにレザー帽を目深にかぶって歌う僕が!ビデオを見ていた僕とリッチーは笑い転げてしまって演奏を聞くどころではない。反省会になってない! それにしても面白いです。僕は手製のマイクスタンド(フレディ・マーキュリーが振り回すアレ)を持って歌い、動きはUSフェスティバルのロブ・ハルフォードです。リッチーはブラックモアのようにシールドを弦に叩きつけたり、マイケル・アンソニーのようにギターのヘッドを床に叩きつけたりしています。それ、古いマスタングなんですけど・・・。リッチーはマイク・アンジェロやジミヘンのようなアクションをしている時すらあります。 さらに曲のそこかしこにあのK.K.とロブとグレンがよくやるギター・フォーメーション(上の写真のようなの、クリックすると「嵐の出撃」が楽しめます。)が入っていてニュー・ロマンティックの曲を台無しにしています。ハルスィも「こんな楽しいことチョッとないぜ」と言わんばかりに顔が笑っていましたね。 最後の曲はザ・リフレックスですが・・・ エンディングはこういう感じでスコーピオンズの人間ピラミッドで決めて終わるという凄まじさ!もはやデュラン・デュランのかけらもありません!リッチーにいたってはルドルフのような顔をしてお客さんを指差してあおっています。お客さんはメチャクチャに盛り上がっていました。あれでアンコールにハーレーにまたがって出ていたら最高だったのですが・・・。いや実際一輪車に乗って出てHell Bent For Leatherをやろうかというアイディアがあった(by リッチー)のですけど、僕が一輪車に乗れないのでナシにしました。あーでもステージ中央で一輪車のバランスをキュッキュッと取りながらWheeeeel!なんて歌ってみたかった・・・。

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