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カテゴリ:戦国 北条氏
北条早雲こと伊勢新九郎盛時の産まれた伊勢家とは、どんな家系だったのだろうか?
伊勢氏をさかのぼると、桓武天皇五代の孫平貞盛の子維衡から始まっており、この子として季衡がおり、伊勢平氏の祖となる。この直子孫に平清盛などの平氏となる。季衡の7代目に貞継という方がいて、南北朝時代の動乱期に足利尊氏を助けた。そして、尊氏の子義詮(よしあきら)が元服するとき 烏帽子親となり、また室町幕府3代将軍義光の養育がかりとなっている。このため、非常に権力をにぎり、特に政所執事(いまの大蔵大臣?)を世襲している。北条早雲の母方の父である伊勢貞国も足利義教(6代目将軍)義勝(7代目将軍)の政所執事をつとめている。が、北条早雲の時代には武道派の台頭にてかなり権力の交代がすすみ、後の応仁の乱の主役細川氏などがにぎっていたようである。北条早雲の父方の家系は、曽祖父の代伊勢経久の代に備中国荏原荘(岡山県井原市)に入ったようである。(同荘園内に建立した祥雲寺建立の記事がのこる)その孫である北条早雲の父盛定の時代も引き続き領土の経営をする傍ら、奥様とのつながりから、将軍家に再び仕え、足利一門である今川家(当時今川義忠)との間の申次衆をしていたという。ということで、北条早雲が今川家にこの後仕える様になるのもまったく無関係でつかえたわけではないようである、、、が、そんなあっさりなったわけではないんですけどね^^; ☆今日の一冊 太平記上・中・下―マンガ日本の古典 さいとう たかを 中央公論新社 昨日、話題にでてきた太平記の漫画版です。 当時の世相をうまく表現することで、より真実味のある書き方をしています。さらっと読みたい方にお勧めです。映像がいいという方は、NHK大河ドラマにもなっているので、レンタルでみてみるのもいいかなと。 ☆今日のリンク 谷村有美の公式HP デビュー時、クリスタルボイスの歌声として活躍、現在は日本アップルコンピューター社長の奥様として、、、そして、最近は再びステージを開いていろいろと活動している方です。特に日記は一般家庭の主婦を歌手でありソングライターである立場からみたちょっと面白いものになってます。 またコンサートみにいきたいなあ、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月09日 07時38分46秒
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