毎日電車通勤をしておりますと、不快な気持ちにさせられることが多々ございます。
本日はこんなことがございました。
自分の最寄駅から電車に乗り、自分が乗った車両のドアと反対(といめん)のドアの方まで進んだ。
天井からつり革が垂れさがっているけど、普通のつり革よりも革の部分が短くて、ちょっと上の方にある。
そのつり革を持った。
私は身長が165あるので、普通に持てる。
(さ、ご想像くださいませ)
す、すると、その私のつり革を後ろからつかむオヤジが出現!
しかも丸い輪の下の方を私が持ち、上の方をオヤジがつかんでいる。
な、なんてことをするんだ、このオヤジ・・・。
手が触れ合いそうで触れ合わない、いやでも、触れ合ってしまうかも・・・というビミョーな距離がなんとも言えず不快。
しかも、なんでこんなところを持つのか?とちょっと考えてしまった。
ただならぬ雰囲気を感じた隣の男の人は、自分の捕まっているつり革から手を離して、つり革を空けてくれた。
しかし、そっちに移る必要があるのは、後ろのオヤジだ、私じゃない!と意地になってしまった。
上を持たれているとなーんかつり革が重たい気がして、やっぱりイヤだったので、強行姿勢に出た!
そのオヤジの手を振り払おうと、突然、つり革を前後に激しく振ってやった!
あ!離れた、やったー!と思って、普通に戻すと、またオヤジの手がつり革に!
えぇっ!戻ってきやがった!
と思い、更に激しく振る。
でも、敵も心得たもので、前回よりもしっかり握っているので、なかなか離れない。
周りの目も気にせず、ブンブンとつり革を前後左右に振り回す私。
するとオヤジは、「隣のつり革を持て!」とばかりに、隣のつり革を指差した。
(オヤジは背後にいたので、顔は見えず。指だけ見えた)
なんで私が持たなあかんねん!と思って、そのまま無視していたら、オヤジがそっちのつり革をしぶしぶ握った。
勝利!!
私が降りる駅の一つ手前の駅で電車が止まったので、人の邪魔にならないように、一旦ホームに降りた。
そしたら、そのオヤジが降りてきて、「ふんっ!」とかなんとか言いながら私の横をすり抜けて行った。
そのオヤジは、私よりも、5センチは確実に背が低かった。
一瞬やったからはっきりは分からんけど、もっと低かったかも。
そんなオヤジが、女性の後ろから無理やりつり革を持って、ブンブン振り回されているのに必死にしがみついている図を想像して、怒る気持がなくなってしまった。
今思い出しても、ちょっと笑える。
しかも私も必死の形相で、つり革を振り回してるし・・・。
無理するなよ、オヤジ!
上からつり革持とうとするなんて10年早いよ・・・。