ああ～憂鬱なことが一つできました～～。

 主人の実家の親の代理（？というか長男だから、いつも主人が行く）じゃないと思うけど、いつのものとですか、知らない人の結婚披露宴に３月に出席しなくてはならなくなりました。

はあ～～。

何しろ、田舎なので（主人に実家）、昔の庄屋（主人の実家じゃないですよ）の名残り？？？か、土地の有力者だった人との、親戚めいたお付き合いがあるわけです。

それって、いつまであるの？？？

って、もう憂鬱なんですが、

その息子さんの結婚式に「夫婦」で出席しなくてはなりません。

もう知らない人ですよ、私には。

主人にも、あまり知らない年下の子ですよ。

勘弁して欲しいです。

なのに、朝８時には、実家の方に行くように招集がかかっています。

なんで、私たちが行かないといけないの～～～～？

付き合いが深いのはご両親なのに～～～～～～（ＴＴ）

と、いつも思うのですが、

「年寄りに、長い披露宴とか、つらいでしょ？」

って、だったら、

お断りになって下さいませんか？

と、ご両親に言いたいところですが、

当然無理なお話でした。

すごくいつも、私さえ我慢したら、ことは丸く収まると、

法事でもお手伝いに行って、まあ、皆さん元気な顔見て、まあ、これでよかったのかな？

と、いつも納得することにしています。

ああ、でも、本当に行きたくないの。

でも、田舎なので、男尊女卑というか、当然妻は夫に連れ添うって感じで、結婚式でも法事でも、必ず夫婦です。

びえ～～～ん。

自分の実家がすごくあっさりした親せき付き合いだっただけに、未だに辛いです。

いつも心に流れるのは、「とおりゃんせ」のわらべ唄のもじり歌。

行きはよいよい　帰りは怖い　怖いながらの　とおりゃんせ　とおりゃんせ♪

ですが、

行きは怖い怖い　帰りはよいよい　　いつか必ず　終わるから　終わるからぁ♪

ということで、まあ、いつも、何か騙されて終わったような、

まあ、これでよかったんだ、と、嫁の務めを果たします。

でも、すっごくまともに「私！嫌なんです!」って、面と向かって言ってみたいけど、

言ったらどうなるんでしょう？？

嫌だと思っているかもしれないところを、嫌だと思っていながらも、努めていることを察してもらっているかもしれないし、

察してもらえていないかもしれませんが、

言ってしまったら、人間としての和が崩れると思います。

だから、言えません。

でも、主人には、言います。

「もう！本当に、行きたくないの！あなただけじゃダメなの？」

「ダメだから、言ってもらうしかないんだよ。」

「じゃあ、行きません！！！って、言ったらどうするの？」

「そしたら、困るしかないけど、行ってもらうしかない。」

もう、ししぃー＝小梅太夫＝「ちきしょーーー！！！！」

はああ～～～～！！！！！！！！！！！

やけくそになって、

「こうなったら、披露宴で着る衣装を買ってやる！！！！」

と、タンカ切ったら、

「買ってそれで、君の気持が治まるなら、どうぞ買って頂戴」

と、主人があっさり答えました。

はあ？と思って、主人の顔をまじまじと見たら、顔が赤くなっていて、

「着ていく服を買うだけで、あなたの気持が晴れるなら、どうぞ買ってちょうだい。」

って。

意外な展開？で、気が抜けちゃいました。

なんか、もう、怒りから一気に笑いになってしまってしまいました。

私が拒んだら、本当に主人も困るんだと思いました。

「そんじゃあ、遠慮なく買わせてもらいますわ。」

と、言わせて頂きました。

「近鉄百貨店で買ったらいいから。」（ここらでは、近鉄百貨店が一番高い）

と、言っていましたが、焼け買いには高すぎる買い物なので、

近所のイーオンのフォーマル売り場で高い服を買わせてもらいました。

（思い入れのある披露宴でもないので、そこまで散財したくもなかったから。でも、イーオンのフォーマルで高い服買ってやるわよ！という、この根性・・・・）

と、いっても、独身時代の自分の衣装よりも安いですよ。

狙いを定めて一発で決めました。

ズボンでスニーカーで買いに行ったのですが、

試着した時はお店のパンプス履いたので、いつもの私と比べて別人でした。

店員さんが、一番びっくりしていました。

ちょっと、私もびっくりしました。

試着ルームから出てきたときに、ぱあっとお顔に花が開いた表情だったので、

あ、これでいいのかな？って。（あれは、多分お世辞じゃないと信じたい）

ついでに、それに合う、コサージュも買ってやったぞ。

昨日のおデートとは打って変わった、言い争い?になってしまったけど、

ほんと、主人と唯一揉めるのは、

主人側の冠婚葬祭

のみなんです。

これさえなければ・・・・・・、っくーーーー！

もう、気持ち切り替えることにしました。

知らない人の幸せのおすそ分けをもらいに行くんだと、言う気持ちになることにしました。

あと、久しぶりに「ハレ」の自分にも酔いしれてくることにしました。

主人をあまり困らせないように、したいです。

修行の足りない、ししぃーです。