カテゴリ:読書
プーシキン強化月間の4月もいよいよ大詰めです。 図書館で、借りていた本を返したので、これは今日読んだ本ではないのですが(^^;)
この中に「モーツァルトとサリエーリ」というとても短い戯曲があります。 登場人物は、サリエーリが主で(彼の独白がほとんど)ちらりとラストにモーツァルトです。
映画「アマデウス」を彷彿させるものがありますが、 プーシキンはサリエーリが死去した数年後?ぐらいにこの戯曲を書いています。 だから、もしかしたら、「アマデウス」の作者がこの作品から世界を広げたのかな?と思いました。(詳しくは存じません。憶測です。) サリエーリによるモーツァルト毒殺説は、本人が死の間際に言ったとか言わなかったとかそこらへんも、その時にわたくし生きていた訳でないので真実は知りません。
でも、この短い、本当に寸劇のこのセリフはすごいです。 扁桃腺を患っていたので、声に出せませんでしたが、 出来れば、つぶやくように、苦しむように、妬み(ねたみ)嫉み(そねみ)どろどろのサリエーリの悶々とした心情をセリフとして読むと凄いです。 本当に寸劇です。 この舞台ならやってみたい~~。
図書館で、このシリーズの「オネーギン」もあったので、別訳でまた読みたくなったのですが、貸し出し中でした。 っち。 こちらは、3000円もする本なんですよ~。 残念!
悔しかったから(?)、先月借りて読んだけど、また岩波文庫の「スペードの女王」と「オネーギン」を借りちゃいました。 この頃、図書館に行ってまず行く先は「ロシア文学コーナー」です。
そろそろ「カラマーゾフの兄弟」を読もうかな~~って、思いつつ、 「オネーギン」のオペラをDVDで観ようかな?と思っています。 しかし、オペラは大体2時間以上かかるので、なかなかまとまった時間がとれません。 ゴールデンウィーク明けないと見れそうにありません。 残念。 それとも、連続ドラマみたいに、一場ずつ区切って見ようかな??? その点CDだとお料理しながらいくらでも聞けるので、便利です。 でも、「オネーギン」のオペラはまだ全部見たことないから、歌詞が分からないの。 CDで聴くには厳しいものがります~~。 「オネーギン」早くみたいよ~~っ。!!! (見る暇あったら庭の草抜きもしないといけないし、草抜き優先ってところでしょうか???それとも夜更かししてみる???いやいや、それは朝が起きれません・・・・)
切磋琢磨なししぃーです。
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最終更新日
2008.04.27 13:22:52
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