カテゴリ:ぼやき
昨日、お風呂に入る前に、娘が 「あのね、社会のテスト、社会の教科書に挟んでおいた。 連絡袋にちょっと入らないかな~って思ったの。」 と言った。 え? 見せてよ。 と言ったら、 「 う~ん。点が悪いの。」 (そんなのしょっちゅうだよっ!)
教科書にはさんである点数は、表が100点満点で45点、裏が50点満点で15点だった。 頭がくらくらする。 テスト2日前くらいからちょっと復習していたんだけどな・・・・。 あのやり方ではだめだったのか??? というか、 資料とかの情報に錯乱されて、余計な情報拾って間違えているところもあった。 「あのさ~。この写真、北海道だよね~? 北海道だと、この資料の地図だと、どこかな~?」(日本の気候の問題です。) 「ここ」 地図上で北海道は分かっている。 だったら、北海道の地図の色のアを選べばいいのに、何で日本海側の色を塗ってあるイを選ぶ??? 「だって、”冬に雪が多い”って書いてあるから・・・・。」 確かに、イの説明文に、「この地域は冬に雪が多い」と書いてある・・・。 しかし、 その土地の写真の下には、「北海道」と書いてあるだろうが!?? 北海道という写真の地名よりも、写真の「大雪」の視覚的情報が優先して、もっと大事な情報を切り捨てた模様・・・・。
こういうこと多いんです・・・。 設問の補助的に印刷されている「イラスト」や「イメージ画像」が、かえって邪魔して正解を出せなくなるという事が・・・。 視覚認知力が強すぎて、本当に大事なものを見落としたり抜け落としたりするんです。 つまり、目に入る情報を統合的に1つの情報(パズルの完成図)として、とらえるよりも、 個々の情報(パズルの1ピースごとに)をばらばらにとらえるのです。 だから、必要以上の情報を拾うわけで、要らない情報を「切り捨てる」力(技術)を付ける努力をさせています。
もっと分かりやすく言うならば、 駅のプラットホームで、次の電車が「どこ行き」なのかというアナウンスを聞きたいだけなのに、 ホーム内のすべての雑音を拾ってしまって、一番知りたい情報(アナウンス)を拾いづらい状態になっている、ということです。 (普通は、雑音とかは自然と聞き落として、アナウンスを私たちは聞きとるんですけどね。)
こんな発達検査があります。 例えば、 「火事」 の様子のイラストを見せられて、「これは何の絵ですか?」と聞かれたら、 本題の「火事」と答えたらいいところを、 娘は、その周りのこちゃこちゃした描写を1個1個とらえるんです。 「猫が鳴いている。女の子がびっくりしている。窓から人が見ている。」 そんなことは、この場合切り捨てる情報で、 「火事の絵です。」 と答えたらいいのに、一番メインを拾わないんです。 (これ、去年の秋口の話。多分今もそうかも・・・・) もう娘の脳みそかち割って、中身みたいくらいです。 (見たからってわかりませんが・・・)
4年生の時の理科のテストで 「春になると、身の回りの虫たちの様子はどうなりますか?」 のようなテストで、多分答えは「数が増える。」とか「多くなる」だとかと思うんですが、 イメージイラストでアゲハチョウの絵が添えられていました。 問題文の真意はどこかに行っちゃって、アゲハチョウの視覚情報が強すぎて娘の答えは、こうですわ・・・ 「アゲハチョウになる。」 ・・・勘弁して~。 当然バツでした。
で、昨日、点の悪いテストを置き逃げして、お風呂に逃げて行った娘。 私が怒るから逃げたんだと思います。 ( )の中に穴埋めで選択肢から単語を入れる文にしても、本当に「キーッ」となるくらいのミスがあります。 例えば、 正解が 「6~7月に(梅雨)のない(北海道)地方では」 という問題の穴埋めを、 娘は、 「6~7月に(北海道)のない(梅雨)地方では」 と書いています。 組み合わせはあっているのですが、 文法的にどう考えてもそれはないだろう?何で気が付かない? もうげんなり~~状態です。 同じく 「夏に(沖縄)が多い(台風)地方では」 という間違いもしていました。 この問題4つ間違えなかったら、5×4=20点・・・20点アップして45+20=65点だったのにぃ~~~~です。 そんな類似した勘違い、読み落とし、があって、他にもあと20点は取れたんだ・・・ と、 捕らぬ狸の皮算用 をしては、ああ・・・とうなだれて、嘆き、 「あ~~もう勉強止めちまおうかな~止めちまった方が、楽なんじゃないの~~? 小ししぃーにも私にも、 いっそ止めちまった方が、 お互いに幸せなんじゃないの~~~~~~ ははははは~~~~~ こうなったら、もうすべて止めちまおうかな~~~ 努力が実らないよ~~~。」 と、かなり腐っていました。 (ここ残業続きで、主人が帰ってくるのは9時半ごろです。 私がいなかったら、娘は、どうなるでしょうね~~~~????? あなた、私の苦労ご存じぃ~~~~?)
採れない点の計算ばかりをしていたら、 先にお風呂に入っていた息子が、チクリと一言。 「お母さん、勉強させ過ぎと違う~?(←お前 しなさすぎなんですが) がみがみ言われても、頭に入らないよ。 もっと短くしたら?」 と言っても、こっちも、社会とか、チャレンジをさらにコンパクトにまとめて、いるんですけど・・・。 お母さんも、予想問題作ったりして、いるんだけどな~。 ほら見てよ~~ この問題なんて、まったく同じ問題だよ。 これ、前日したんだよ。 と、自分で作成したルーズリーフに書いた予想問題を息子に見せて、 チャレンジの切り貼りしてスクラップも見せて、 ”私こんなに努力していますが・・・”とある意味自己弁護になってしまった。
「前日しても、頭に残っていなかったんじゃないの?」 要するに・・ばか?
「それって、お母さんが、こんだけしたって見せびらかしたいの?」 お前、めっちゃ痛いこと言うな・・。
「でもさ、もしかして、おかあさんと勉強していなかったら、もっと悪かったかもしれないんだよ。 おかあさんと勉強したから45点だったんじゃないの?」 ・・・って、ある意味フォローなんでしょうが、あんだけやっても45点?の虚しい風が心吹き抜ける・・・。
先行き不安を覚えるわ~。 いっそすべてを止めて、遊んで暮らそうかな・・・・。
つうか、うちって「世に言う」受験生(?)が、目の前にいるんだよね。 娘もそうだけど、 こいつ・・どうするんだろう??? で、 お前、 この前の中間テストの結果はどうだったんだい??
・・・今度は息子が逃げてった。 ( ̄□ ̄;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.04 09:56:02
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