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ユーロ安を「注意深く監視」=安住財務相
ロイター 1月6日(金)11時39分配信 拡大写真 1月6日、安住淳財務相はユーロ安の動向を「注意深く監視している」と述べた。写真は昨年9月(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 6日 ロイター] 安住淳財務相は6日午前の閣議後会見で、ユーロが対円で11年ぶり安値となる98円台へ下落していることに対し、欧州経済の立て直しは世界経済の行方を左右する問題だと指摘したうえで、ユーロ相場の動向を注意深く監視していると述べた。 【ロイター特集:欧州債務危機】 財務相は最近のユーロ安について「ユーロ圏の各国政府に(市場が)特段の努力を促しているのではないか。(現在のユーロ相場の)水準は、市場が厳しく見ている結果でもある」との考えを示し、「欧州経済の立て直しが世界経済の(向こう)1年を左右する。独や仏を中心に、金融危機にファイアーウォールを作って対処してほしい。特段の努力を求めたい」と述べた。 同時に、欧州債務危機は「現実に資金を集めて金融機関へ注入していけば、事態は好転する可能性がある。行動する時だ」と指摘。欧州各国政府に対し、資金拠出の協議をさらに進めて実行を求めると同時に、日本も「(欧州の)姿勢をしっかり見せてもらい、その中でわれわれがサポートできるものは何かを考えていかないといけない」とした。そうした各国の協調が「世界に安心感を作り、日本経済やアジア、米経済を上向きにしていく基礎になる」という。 ユーロ安が日本経済に与える影響に関しては「特に欧州を中心に輸出をしている産業への影響が非常に大きい」ことに言及。欧州が打開策を作りあげて「市場に欧州全体に(対する)安心感を持ってもらうことが、為替に影響を与えるのではないか」として、ユーロ安/円高の是正には、欧州各国の取り組みが不可欠との見方を示した。 外為市場で進むユーロ安/円高には「注意深く為替動向を監視している状況。長いレンジでみないといけない」とした。 (ロイターニュース 基太村真司) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月06日 15時25分47秒
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