今日はお盆ですが、薬局アットマークは営業しています。

ただ、家にいても「どこか連れてけ！」って言われるので薬局でのんびり本でも読んでたほうがいいから…という理由だけですが。

今日、来店された何人かの方に以前日記に書いた霊感占いの話なんかしていました。

Ｆさん「亡くなった宜保愛子さんも霊は見えないほうがいいって言ってましたよ！やっぱり見えないほうがいいんだ！」

なんて話題を話していたら・・・。

夕方、電話がかかってきました。
（名前は、名乗らなかったのでＮさんとします。）

Ｎさん「うちの娘なんですけど幽霊が見えるって言うんです。金縛りにあうとか…。私もよく金縛りには会うんですが…。でも、幽霊がそこにいるとか言うんです。あっちこっちに見えるらしいんです。」

私としては、えっ？
幽霊？
見える？
ホント？
ちょっと…それ、私の守備範囲外…。
わからんよそんなの？
薬と何が関係あるの？状態・・・。


Ｎさん「それで、そういうときに飲むような安定剤みたいのってありますか？」

私「安定剤ですか？軽いのなら…。」
（そいうことか？安定剤か？）

Ｎさん「看護師している友達にも相談したんですけど…。」

私「私も霊って否定はしませんので、本当に見えるかもしれませんし、もしかしたら幻覚だったら統合失調症かもしれませんしそれはわかりませんが…。」

Ｎさん「幻覚だから統合失調症か？」

私「いえ、わかりませんよ、それは、本当に見えるのかもしれないですし…。」

Ｎさん「どうしたら、いいんでしょうか？」

（う～ん、幽霊が見えるって相談されても…。そんなのわからないよ？そうだ！統合失調症だったらＦ先生の出番か？）

私「薬を使わない精神科の先生知っていますから、一度ご相談してみるのもいいかもしれませんが・・・。」

と、サイコラボのＦ先生（Dr.Psyco)をご紹介する。

Ｆ先生すいません。
いつもわけのわからない方ばかり押し付けて…。


電話している間、いつものＳさんが薬を買いに…。

私「今の方の娘さん、幽霊が見えるって言うんです。」

Ｓさん「うちのお父さんも見えますよ！」

私「えっ？」

Ｓさん「この前、五頭山に登山に行ったときなんかも靴の紐結んでたら足が見えたから仲間かと思ったら足だけだったって…。」

私「なに？足だけ？」

Ｓさん「そう、足だけの幽霊っているんだって！あそこっていっぱいいるみたい。あと、家にいても幽霊がいるのわかるの。何にもないのに『いる！』って…。電信柱の下なんかにもいるんだって！でも、見えないほうがいいって！」

私「幽霊と話はしないんですか？」

Ｓさん「話はしないみたい。ただ、見えるだけみたい。」


なんか、背筋がぞ～っとしてきました。

すると、正面からお相撲さんみたいな体格の２人がこっちに向かって歩いてきた。ズン、ズン、ズン・・・。

私（おい、おい、何であんなにでかいんだ？でかすぎる？こっちに来るぞ？幽霊か？お～・・・・・・・！）

ドアを開ける。

（わっ！来た！）

大きな人「すいません。下痢したんですけど、おなかも痛くて…。」

幽霊じゃなかった…。

ホッ！