テーマ:子供の習い事(2490)
カテゴリ:右脳教育の幼児教室
先日、幼児教室の勉強会に行って、算数教育について聞いてきました。
結論から言うと、 算数、数学は国力を決めるということでした。 だから、算数教育、数学教育は大事なんですよ、というお話し。 なのに、日本は算数、数学を重要視しておらず、 多くの人が、将来何の役にも立たないことをやらされてる、 という感覚で数学を教わってたりします。 数学科のある大学も少ないのだとか。 1957年、ソ連が人工衛星スプートニクを打ち上げ、 アメリカがショックを受けました。 科学技術において、今まで自分たちが一番だと思っていたのに、 先を越されてしまったからです。 そこで、教育を改善しなければ、ということになり、 国民の学力を上げるべく手を尽くします。 イギリスも日本も同じように教育の改善をしていったようです。 ところが、全体の学力を上げようとして、難しいことを教えると、 付いてこれなくなってしまう落ちこぼれが出てきます。 そのとき、それでもレベルの高い教育を続けていったのが アメリカとイギリスで、 落ちこぼれを救済すべく、レベルを下げて教育する道を選んだのが 日本だったんですって。 で、10年もたつと、学力の差は歴然となってしまいます。 その後、ゆとり教育の導入でさらにまたぐっと学力が下がり、 韓国にも抜かれてしまった日本。 欧米では、日本人よりも中国人や韓国人を雇いたいというのが 常識となっているそうです。 それほど日本人の能力、技術力が劣ってしまってるのです。 東大の入試問題も、受験生のレベルが年々下がっているため、 今までのままでは誰も合格できなくなってしまう。 そこでやむなく問題のレベルを下げている状態なのだとか。 そして、アメリカと日本の数学における学力差が、 そのまま経済力の差になっているのだそうです。 算数、数学ってすごく重要なんですよぉ~、というお話しでした。 その後は、家庭で実際に、何をどう取り組んでいったらいいのか という、具体的なお話になりました。 大事なのは、親子の会話だそうです。 まあ、これはどの育児本読んでも書いてありますよね。 「時」に強い子は算数に強い子。だから、 ・今は9時17分です。 ・昨日、トランプをした。 ・あさって、旅行に行く。 ・今年は夏が暑かった。 ・去年は柿が実らなかった。 ・先週の木曜日におばあちゃんに会った。 などなど、 時の概念を織りこみ、きちんとした言い回しで会話するのが重要。 知性はボキャブラリーの多さではかるものなんだって。 ロバキヨの本で、賢い父さん(貧乏父さん)と呼ばれる実父が、 「知性とは、より細かい識別ができる能力だ」と言っていますが、 同じことですね。 より細かな違いがわかることが知性。 つまりボキャブラリーが多い人が賢いってことです。 「このズボン、この間スーパーで買ったんだ。」 と言うより、 「このニッカーボッカーズ、先週の火曜日にアブアブ赤札堂で買ったんだ。」 と言う子どものほうが、確かに賢く見えます。(・∀・)b ですので、親子の会話を「あれ、それ」で済まさずに、 正確な普通名詞、固有名詞を使いましょうね、ってことでした。 確かに、正確な日本語で会話している家庭のお子様って、賢く育ってる。 逆に言うと、賢そうな子って、親が正確な表現をするよう、心がけてるんじゃないかしら? そういう環境が子の知性を育てるんだなって思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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